中古車価格は“踊り場”へ…でも「下がる気配ナシ」なぜ? レンタカー大量放出 vs 海外の爆買い
コロナ禍以降、高騰を続けてきた中古車価格は、2025年に入り「踊り場」を迎えています。しかし、新車の供給が回復し、レンタカーも市場に流入しているのに、価格は大きく下がりません。その背景に何があるのでしょうか。
賢い買い方・売り方のヒントは?
・今、買うならどんな車種?
レンタアップ車の大量流入が見込まれるコンパクトカーや、国内需要が中心のセダンなどは、供給が増えている今、状態の良い中古車を以前より手頃な価格で見つけられるチャンスかもしれません。
・今、売るならどんな車種?
一方で、海外で人気のSUVやミニバン、ハイブリッド車をお持ちなら、円安を追い風に高値売却が期待できる今が良いタイミングと言えるでしょう。査定は、国内だけでなく海外の相場を意識している買取店にも相談する価値があります。
市場を左右するもう一つの鍵は金利です。自動車ローン金利は上昇傾向にあり、消費者の負担は確実に増えています。
ここに、2025年10月に自民党総裁に就任した高市早苗氏の経済政策、通称「サナエノミクス」が新たな影響を与える可能性があります。高市氏は拙速な利上げに批判的で、金融緩和を維持しつつ積極的な財政政策を志向しています。
この政策の組み合わせは、さらなる円安を招く可能性が高いと専門家は見ています。円安が一段と進めば輸出需要は一層強まり、輸出向け車両の価格はさらに上振れするでしょう。
その一方で、金利上昇が抑制されれば国内需要へのマイナス影響は和らぎますが、市場の「二極化」、すなわち輸出向け車両と国内向け車両の価格差は一段と拡大する可能性があります。
現在の「踊り場」は、国内の供給増と金利上昇という「下落圧力」と、円安を背景とした海外からの「上昇圧力」が拮抗している状態です。
今後、市場全体が大きく動くかどうかは、この綱引きのバランスを左右する米ドル/円の為替レートが最も重要な鍵を握っていると言えるでしょう。





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