「eキャンター」が“一気に進化”へ!? 三菱ふそうのEVトラックにイスラエル社のシャシを“掛け合わせ” 1年以内に実車つくる
三菱ふそうトラック・バスは、イスラエルを拠点とするテクノロジー会社「REE」と、商用車分野における技術検証に関する基本合意書を締結しました。
スマートかつ安全な商用車を目指す
三菱ふそうトラック・バスは2025年11月18日、イスラエルを拠点とするテクノロジー会社「REE Automotive」(以下REE)と、商用車分野における技術検証に関する基本合意書を締結したと発表しました。
両社の共同開発では、お互いの技術を掛け合わせることで得られる可能性の探索と検証が行われます。
具体的には、ステアリングやブレーキ、アクセルなどの主要機能をセンサーと電気信号によって操作する「バイワイヤ」技術と、ソフトウェアによって車両の機能や性能を制御・更新できる「SDV(ソフトウェア定義車)」の技術を組み合わせます。これにより次世代商用車の安全性やモジュール性・設計自由度、操作性の向上、さらには低コスト化が期待されるそうです。
また、この共同開発の一環として、1年以内に実証車両1台を製作する計画です。製作には、三菱ふそうの電気小型トラック「eキャンター」現行モデルをベースとし、「REE」のEV向けシャシ「P7-C」の技術を盛り込むとしています。




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