函館本線の「山線」を走る特急「ニセコ」、2017年1月に運転 新幹線に接続
ふだんは特急が走らない函館本線の小樽~ニセコ~長万部間、いわゆる「山線」に、2017年1月の期間限定で特急が走ります。
新函館北斗駅で新幹線「はやぶさ」と接続
JR北海道は2016年12月1日(木)、札幌~函館間を倶知安、ニセコ経由で結ぶ特急「ニセコ」を2017年1月19日(木)から31日(火)までの13日間運転すると発表しました。
上りは札幌発7時57分、函館着13時15分。下りは函館発13時56分、札幌着19時27分です。途中、手稲、小樽築港、小樽、余市、倶知安、ニセコ、昆布、黒松内、長万部、森、鹿部(上りのみ)、新函館北斗に停車します。新函館北斗駅では東京発着の北海道新幹線「はやぶさ」に接続します。
この列車と新幹線を乗り継ぐと、ニセコと東京のあいだを乗り換え1回で同日中に移動できます。また、札幌~函館間の特急は通常、「海線」とも呼ばれる苫小牧、長万部を経由するルートで運転されますが、倶知安、ニセコ経由の「山線」ルートを走るこの列車は、小樽~函館間を札幌経由と変わらない所要時間で移動できるといいます。
列車は指定席2両、自由席1両の特急形ディーゼルカー3両編成です。
JR北海道は、「特急ニセコで冬の羊蹄山やニセコアンヌプリの風景を楽しみながら、通常は特急列車が走らない函館本線『山線』(小樽~ニセコ~長万部)の旅をお楽しみください」としています。
【了】
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