きょう東海道・山陽新幹線の「頭脳」大阪に 年に一度、その背景は
「年に一度」は、珍しいことでも、変わったことでもない?
年に1日だけである、大阪からの新幹線制御。珍しいことですが、JRの担当者から出てくるのは逆の言葉でした。
「通常と違ったことは行っておりません。安全、安定輸送のため、普段通りやっております」(JR東海 新幹線鉄道事業本部 輸送指令長 北村清文さん)
JR西日本、JR九州の指令長も同様に、年に一度である大阪からの列車制御について「普段通り」「変わりなく」と話します。「鉄道」というインフラの使命は、安全に、変わりなく走っていることであり、場所が違っても、いかに「普段通り」であるかが重要なわけです。指令所の設備は東京も大阪も、ほぼ同等に造られているといいます。
きょう12月3日(土)は、合計180人の指令員が、473本におよぶ東海道・山陽新幹線の営業列車を大阪から制御する予定です。
【了】
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