新人なのにベテラン!? NASAで誕生した“異例すぎるルーキー宇宙飛行士”とは「あなた経験済みだよね」
NASAの新しい宇宙飛行士候補生が、このたびお披露目されました。彼らは第24期生ですが、その中に、すでに宇宙飛行を経験した人物が含まれていることが大きな話題となっています。
宇宙行くチャンス与えたのは民間軍事会社の創業者
彼女に宇宙飛行のキッカケを与えたのは、クルードラゴンを使った商業宇宙飛行「ポラリス・プログラム」です。
この計画は、決済サービス会社Shift4の創業者で、民間軍事会社(戦闘機訓練の相手方担当)大手のドラケン・インターナショナルの共同創業者でもあるジャレッド・アイザックマンさんが主導するもので、小児病院の活動を支援する目的で実施された世界で初めての民間人だけによる宇宙飛行「インスピレーション4」が、2021年9月16日に打ち上げられています。
このインスピレーション4でミッションコントローラーを務めたメノンさんは、ミッション終了後にアイザックマンさんから次の商業有人飛行「ポラリス・ドーン」のミッションスペシャリスト兼メディカルオフィサー(飛行中の医療担当)に指名されます。理由は、NASAやスペースXでの経験を買われてのことでした。
これを受け、彼女はジェット練習機の訓練やエクアドルでの高所訓練、ダイビングやパラシュート降下といったサバイバル訓練に加え、弾道飛行による無重量状態での訓練を積みました。こうして、メノンさんら「ポラリス・ドーン」のクルーが搭乗したクルードラゴンは2024年9月に打ち上げられています。
5日間のミッションでは、アポロ計画以来最高となる遠地点高度1408.1kmの軌道に到達し、クルー全員が「最も地球から遠く離れた民間人」になったほか、民間人初の船外活動も実施しました。国際宇宙ステーションと違ってクルードラゴンにはエアロックがないため、船外活動に際しては一旦船内の空気を全部抜き、全員が宇宙の真空を経験しています。





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