ついに実現「高速バスの“自動運転”」に乗った! 見えてきた未来 でも「こりゃ無人化は相当先だ」 実導入の課題は山積み

愛知県で国内初となる高速道路でのバス自動運転の実証実験が行われました。実際に同乗して高速バス事業の将来像も見えてきた一方、当面、「無人は難しい」という事情も分かってきました。

【おお本線で手放ししてる!】これが「高速バスの自動運転」です!(動画3種類で見る)

高速バス自動運転実証実験、手放し運転の様子(成定竜一撮影)
高速バス自動運転実証実験、料金所を慎重に通過する(成定竜一撮影)
高速バス自動運転、バスベイへピタリと自動で停まる様子(成定竜一撮影)

【日本唯一!】これが「自動運転の高速バス」が走る高速道路です!(地図/写真)

Writer:

1972年兵庫県生まれ。早大商卒。楽天バスサービス取締役などを経て2011年、高速バスマーケティング研究所設立。全国のバス会社にコンサルティングを実施。国土交通省「バス事業のあり方検討会」委員など歴任。著書に『高速バスのビジネス』(成山堂書店)、『「マーケティング感覚」の実装力』(同文舘出版)。新聞、テレビなどでコメント多数。

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コメント

2件のコメント

  1. Al点呼にAI配車とかありだと思う、事務所の人間減らして運転手の給料上げればよいと思うけどね

  2. 自動運転には懐疑的です。技術的には可能でしょうが倫理的問題が解決出来るとは思えません。思考実験で有名なトロッコ問題ですがこれが自動運転車の乗員と路傍の歩行者との間で起こった場合にどちらの命を優先するか? 例えば片側一車線の道路で対向車の大型トラックが何らか不可避な問題が発生して自動運転の自車の車線へ飛び出しあわや正面衝突の場面においてブレーキでは間に合わずハンドルで回避すると路傍の歩行者を跳ねて命を奪ってしまう、回避行動を取らなければ自身が命を失うしかない状況でどちらの命を優先するか? この問題は自動運転車を運行する以前に必ず予め決めておかなければならないと俺は考える。それはその時にAI が瞬間的に判断する、では誰も納得出来ないだろう。この理論問題を解決出来る人間は居るであろうか?