次期ハイエースは「ワンボックスを捨てるのね」 コンセプトから見える“全方位に対応する”商用車戦略とは?

日本の物流を支えるトヨタ「ハイエース」と「タウンエース」。「ジャパンモビリティショー2025」でトヨタが多数出品した次世代商用車のコンセプトモデルから、これらの車種が将来どのような姿になるのか、予想していきます。

ボンネットバンは「マルチパスウェイ」にも有利?

 ここで、キャブオーバーバンとボンネットバン双方のメリット・デメリットを整理していきます。

Large 20251203 01

拡大画像

現行のトヨタ「ハイエース」(2017年モデル)。キャブオーバー型であり、スペース効率に優れる(画像:トヨタ)

 まず、キャブオーバーは現行のハイエースを見ても判る通り、全長に対して室内スペースを前後方向に長くとることができます。また、ドライバーはエンジンの上に座る配置となるため、運転席が高くて見晴らしが良いのもメリットです。

 一方、キャブオーバーバンは床下にエンジンを搭載するため、パワートレインを置くスペースが狭く、エンジンの寸法の分だけ、室内フロア面が高くなってしまうのがデメリットです。

 対するボンネットバンは、スペース効率の面ではキャブオーバーより不利な一方、エンジンルームが専用に作れるため、パワートレインの設計の自由度が高いのが特徴です。つまり、ガソリンエンジンからEV(電気自動車)まで、より多様な動力ユニットを搭載できるのです。

 トヨタは将来的なカーボンニュートラルの達成のため、電気自動車だけでなく、PHEV(プラグインハイブリッド車)や燃料電池車、水素エンジン車、さらにはカーボンフリー燃料など、さまざまな技術開発を進める「マルチパスウェイ」方針を標榜しています。この計画を推し進めるうえで、ハイエースやタウンエースをボンネットバン型へと移行するのは有利にはたらきます。

【商用車も統一する?】これが未来の「トヨタ商用車軍」です(写真で見る)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス