ロシア軍の新型無人機に背後から「刺客」が迫る “撃墜の瞬間”を捉えた映像が公開
ウクライナ国防省は2025年12月2日、ロシア軍の自爆ドローン「シャヘド」の新型機を迎撃ドローンで撃墜する映像を公開しました。
ジェットエンジンを搭載した新型を撃墜
ウクライナ国防省は2025年12月2日、ロシア軍の自爆ドローン「シャヘド」を、迎撃ドローンで撃墜する映像を公開しました。
「シャヘド」はイランが開発したデルタ翼の自爆ドローンで、ロシア軍がウクライナのインフラや都市に対する攻撃に大量投入しています。このような比較的安価な自爆ドローンに対し、高価な地対空ミサイルなどを用いて迎撃した場合、費用対効果は悪くなります。
今回、ウクライナ軍の迎撃ドローンに撃墜された「シャへド」は、これまで投入されてきたプロペラ駆動の機体ではなく、ジェットエンジンを搭載した新型であることが映像から確認できます。
映像はウクライナ陸軍の北部作戦軍管区の第1129高射ミサイル連隊が撮影したもので、飛行中の「シャヘド」に背後から迎撃ドローンが忍び寄り、撃墜する様子を捉えています。
ウクライナ軍は、コストのかかる防空の安価な代替方法として、対自爆ドローン用の迎撃ドローン「スティング」を開発し、実戦に投入しています。今回、この「スティング」で、ジェットエンジンを搭載した新型の「シャへド」の撃墜に成功した模様です。





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