中国旅客機、新型は前途多難? 現行機は好調、その波に乗れぬ理由

中国の航空機メーカーがジェット旅客機を次々と誕生させ、そして受注も好調のようです。しかし、開発が発表されたばかりの最新型機がその波に乗ることは困難と見られます。そこには中国ジェット旅客機市場に特有の理由がありました。

【写真】黒ラインのMRJ試験3号機、初飛行

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MRJの試験3号機が2016年11月22日、初飛行に成功。同年9月に初飛行した試験4号機とあわせ、これでMRJ試験機は4機体制となった(写真出典:三菱航空機)。

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1981年生まれ。航空軍事記者、写真家。航空専門誌などにて活躍中であると同時に世界の航空事情を取材し、自身のウェブサイト「MASDF」(http://www.masdf.com/)でその成果を発表している。著書に『JASDF F-2』など10冊以上。

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コメント

2件のコメント

  1. いや、この929世代で実現するかは分からんけども、中長期的には中国の旅客機は意外に健闘すると思う

    露骨にパクっていい加減な品質になってる戦闘機や空母、高速鉄道などと違って、試行錯誤しながら地道に開発してるからね

    確かにえらく時間が掛かってるけども、そういう試行錯誤の中から本物の実力を身に着けていく訳で、地味ながらも王道を進んでるよ

  2. じゃ、いまだに日本のMRJはどうなってますか?またまただよね。