ブルートレイン「北斗星」の寝台使った宿泊施設、東京に誕生 1泊2500円から

2015年8月に運行を終了したブルートレイン「北斗星」。寝台など、その部品を再利用したホステルが2016年12月、東京にオープンします。再利用している「北斗星」の部品は、約700点にもなるそうです。

実際の「北斗星」で使われていた部品でホステルを

 2016年12月15日(木)、ブルートレイン「北斗星」車両の部品を再利用した宿泊施設「Train Hostel 北斗星」が、東京都中央区にオープンします。

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寝台など「北斗星」車両の部品を再利用し、オープンする「Train Hostel 北斗星」(2016年12月、乗りものニュース編集部撮影)。

「旅の道中が楽しくなるホステル」をテーマに誕生したもので、開発事業者はJR東日本の関連会社であるジェイアール東日本都市開発。運営事業者は、関東を中心に合宿施設やバジェットトラベル施設を運営する株式会社R.projectです。

 施設には、寝台などの部品を本物の「北斗星」車両からそのまま移植。再利用した部品は、寝台やドアといった大きなものからプレート類など小さなものまで、約700点にもなるといいます。

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ラウンジで使用されるテーブルや椅子、照明も「北斗星」で使用されていたもの(2016年12月、乗りものニュース編集部撮影)。

 すべてドミトリー(相部屋)タイプで、ベッド数は78。宿泊料金は1泊2500円からです(季節変動あり)。

 上野~札幌間を結んだブルートレイン「北斗星」は1988(昭和63)年3月、青函トンネルの開通とともに登場。2015年8月で運行を終了しています。

【了】

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2件のコメント

  1. どうせなら、鉄道博物館の近くに設置した方がよさそうな施設なのでは?

  2. 今更で申し訳無いのですが、ホテル名や住所、ホテルのWebアドレスや地図等の情報も合わせて記事にして欲しかったです。