日本一デカいイオンへの道「東埼玉道路」延伸しても国道4号は“変化なし” 真のバイパスになる“次の開通区間”の整備形態が判明

2025年6月に延伸を果たした国道4号バイパス「東埼玉道路」。しかし、国道4号現道からの交通移転は図られていないことがわかりました。現道につなげる“次の開通区間”の整備形態も判明しました。

「東埼玉道路」延伸から半年 次の延伸も準備もバッチリ?

 埼玉県で国道4号のバイパスとなる「東埼玉道路」が2025年6月1日に延伸開通してから半年、さらなる延伸区間の工事が進捗しています。一部では縁石などの構造物が目に見えて出てきています。

 東埼玉道路は埼玉県八潮市の外環道(国道298号)から北進し、春日部市へ至る計画の道路で、国道4号バイパスのさらにバイパスにあたります。

 沿道には国内最大級のショッピングモールである「イオン越谷レイクタウン」が立地しています。また、巨大な中央分離帯などに今後、高架の自動車専用部が設けられる計画で、外環道に直結するNEXCO東日本の有料道路となる見込みです。

 その地上の一般部は2025年6月1日、吉川市内からさらに北へ3.8km延伸し、松伏町まで延びました。越谷市北部や、江戸川を挟んで接する千葉県野田市方面からレイクタウンにも行きやすくなっています。

 外環道から専用部を延ばす事業も進められていますが、こちらはまだまだ先。目に見えて進んでいるのは、一般部の春日部までの延伸工事です。すでに開通区間の末端の標識も「←春日部」という部分がシールで隠されており、いつでも剥がせる状態になっているのがわかります。

国道4号につなげないと意味ない?

 整備主体である国土交通省北首都国道事務所は2025年12月4日、吉川-松伏区間の開通3か月後の交通状況を発表しました。

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奥が東埼玉道路の6月開通区間の末端部。県道とセットで開通した。標識のシールの下には「春日部」の文字が(乗りものニュース編集部)

 これによると、開通区間周辺の「赤岩」交差点(松伏町)では交通量が10%減少し、渋滞長が710mからゼロになったほか、既存部の「レイクタウン北」交差点(越谷市)では12時間交通量が900台増えるなど、周辺道路からの交通が転移していることが伺えます。

 しかし、肝心の国道4号現道については、東埼玉道路の開通区間から離れていることもあり、「交通量は大きな変化がなく、交通の転換が図られていない」と結論づけられました。「国道4号の混雑緩和に向け、引き続き今回開通区間~国道4号接続間の整備を進める」としています。

 ただ、東埼玉道路の春日部までの延伸部は、計画図を見ると、ちょっと不思議なところがあります。

【けっこうできてる!?】これが「東埼玉道路」春日部までの延伸部です!(地図/写真)

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