なにわの街で話題? 大阪市交通局が仕掛ける3つの「カラフル」

車内照明が5色に変わる地下鉄 乗れたらラッキー?

 続く「カラフル」は、御堂筋線用の新型車両30000系。谷町線へ導入された同系をマイナーチェンジしたもので、前面や車内のデザインが変更されています。2014年度までに3編成が製造されましたが、2016年度に登場した第4編成は、快適性の向上を目指してさらに進化。座席のクッション性を良くしたり、女性専用車両ではつり革の高さを低くしたりするなど、一段と使いやすくなっています。

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従来の仕様から改良が加えられた、御堂筋線用の30000系(伊原 薫撮影)。

 そしてこの車両の目玉となるのが、新たに開発された車内照明。時間帯によって、朝は「電球色」、昼間は「昼白色」、日暮れ時は「ソメイヨシノ」というように、5色に変化するのです。

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時間帯によって5色に変わる照明。左から「白色」「昼白色」「しだれ桜」「ソメイヨシノ」「電球色」(写真出典:大阪市交通局)

 このうち、ほのかなピンク色が特徴の「さくら色」は鉄道車両用の新色。照明はコンピューターで制御されており、走行中にゆっくりと変化することもあるので、乗ったときと降りたときで実は照明色が変わっていた……というのを体験できるかもしれません。

 現在はまだ1編成のみということで、御堂筋線で「3**04」という5ケタの車両番号をつけた編成が来たら、要注目です。

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