ロシア軍が誇る多用途戦闘機に「破壊工作」 炎上する様子をウクライナ公開 闇夜にまぎれ攻撃した人物とは?
ウクライナ国防省情報総局(HUR)は2025年12月22日、ロシア軍戦闘機の破壊工作に成功したと発表しました。
大胆にも基地で駐機してある機体を攻撃
ウクライナ国防省情報総局(HUR)は2025年12月22日、ロシア軍戦闘機に対する破壊工作に成功したと発表しました。
損傷した戦闘機は、ロシア・リペツク近郊の飛行場に駐機されていたSu-30およびSu-27とされています。HURは「ロシア政権に抵抗するレジスタンス運動の代表者が直接実行し、両機体は使用不能となった」と発表しました。Su-30とSu-27はいずれもロシアのスホーイが設計した多用途戦闘機(マルチロール機)で、NATOコードネームでは「フランカー」として知られています。
これらの機体はウクライナに対する攻撃に使用されていたとされ、HURは「損害を受けた2機の戦闘機の推定総額は、最大で1億ドル(約155億円)に達する可能性がある」との見解を示しています。
また、破壊工作の映像も公開されており、機体番号「12」と「82」が記された戦闘機が炎上する様子が確認できます。この攻撃計画には約2週間を要し、巡回ルートや警備員の交代スケジュールを事前に調査したうえで、警備が手薄になる隙を突いたとされています。





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