テディベアの元ネタは「乗りものオタク!?」陸・海・空の乗りものに“史上初”を刻み続けた“超アクティブ大統領”の伝説
アメリカ第26代大統領のセオドア・ルーズベルトは、若く、活動的だったため、さまざまな新しい取り組みをし、多くの「大統領として史上初」を記録しています。その中でも、乗りものに限った史上初のケースをいくつか見てみます。
自動車に乗って移動した初の大統領
このほかルーズベルト大統領は1906年9月に、この年6月に就役したばかりの最新鋭戦艦「ルイジアナ」に乗り、当時建設中だったパナマ運河の視察にも出かけています。アメリカ大統領が任期中、国外に出るのはこれが史上初のことでした。
また、20世紀初頭は、新たな陸上の乗り物として自動車が使われるようになった時代でした。アメリカ大統領としては、ルーズベルトの先代にあたる第25代のウィリアム・マッキンリーが初めて自動車に乗っていますが、これは試乗という意味合いが強く、本格的に移動手段として使ったわけではなかったようです。
当時、大統領の移動手段としては馬車か鉄道(大統領専用列車/USカー・ナンバーワン)が用いられていました。ルーズベルトも主に馬車と鉄道を利用していましたが、1902年8月22日にコネチカット州ハートフォードに出向いた際、自動車に乗って移動しました。これがアメリカ大統領として、初めて自動車で移動した例です。
大統領のハートフォード訪問を伝える当時の新聞記事によると、車列の先頭にルーズベルトの乗る自動車がいて、その後ろに20台ほどの馬車が続いたとあります。大名行列のような雰囲気であったことがうかがえます。
これはニューイングランド地方(メイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州)を歴訪する一連の公務であり、ルーズベルト大統領は自動車のほか、自身が保有するヨット「シルフ」や鉄道、汽船を移動手段として使っています。
なお、このときルーズベルト大統領の姿を見ようと、沿道などに20万人ほどの観衆が詰めかけたそうです。
1909年に2期8年の任期を終えたルーズベルトでしたが、当時は慣習でしかなかった「大統領は2期まで」という制限を破り、3期目を目指して1912年の大統領選に向け、所属していた共和党を離れて新党を作り、立候補しました。この選挙運動中、今度は発明されたばかりの飛行機に乗り、空を飛ぶことになります。





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