1日1本だけの“東京横断”JR特急、3両だと足りない? 目指すは富士山 立ち人ゾロゾロ
2018年から、JR中央本線~富士山麓電気鉄道を直通運転する特急「富士回遊」が運行されています。今回、1日1本だけ千葉発で河口湖までを結んでいる「富士回遊3号」に乗車しました。
下り1本で行く千葉~河口湖間唯一の特急
JR中央本線の特急「あずさ」の運行区間は、主に新宿~松本間ですが、1971(昭和46)年に長野側は大糸線へ、1986(昭和61)年に東京側は千葉までの乗り入れが始まりました。現在も千葉発着の「あずさ」が1往復存在します。
千葉発着「あずさ」はかねてから、鉄道ファンの関心を集める存在でもありました。1988(昭和63)年には、「あずさ6号・23号」が千葉から房総半島の千倉まで延長運転されています。松本7時34分発、千倉13時2分着で5時間28分の長距離特急として話題を呼びました。また、1991~1993(平成3~5)年には、千葉~成田空港間を延長した「ウィングあずさ」が運行されています。
さらに、2020(令和2)年まで、千葉発着「あずさ3号」が大糸線南小谷まで乗り入れており、走行距離は341.6kmにのぼりました。所要時間約5時間は、品川~仙台間の常磐線特急「ひたち」が走るまではJR東日本の昼行特急として最長でした。
この千葉発着「あずさ」は、2020(令和2)年から9両が松本行き「あずさ3号」、3両が富士山麓電気鉄道河口湖行き「富士回遊3号」に変わりました。千葉~河口湖間の所要時間は2時間50分です。なお、上り千葉行き「あずさ50号」は河口湖発「富士回遊」とは併結しないため、下り「富士回遊3号」は千葉~河口湖間を結ぶ唯一の列車となっています。





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