1日1本だけの“東京横断”JR特急、3両だと足りない? 目指すは富士山 立ち人ゾロゾロ

2018年から、JR中央本線~富士山麓電気鉄道を直通運転する特急「富士回遊」が運行されています。今回、1日1本だけ千葉発で河口湖までを結んでいる「富士回遊3号」に乗車しました。

実は人気で、編成増の余地も?

 8時3分、八王子で12人が乗車し満席に。ちなみに「あずさ」も満席で、「空席はありません」と車内放送が流れます。デッキには外国人旅行客の集団が立っていますが「座席未指定券」で乗車したのでしょう。

 8時30分、大月着。10人ほどが下車し、ここで「あずさ3号」との切り離し作業を見学します。切り離しは迅速に終わり、8時33分に「あずさ3号」は出発。「富士回遊3号」は8時40分発のため、ホームを散歩したり、自動販売機で飲料を買ったりするくらいの余裕はあります。

 ここから誰も乗って来なかったため、進行方向左側の窓側に移動します。列車はJRとの連絡線を通り、富士山麓電気鉄道線に入ると、非常にゆっくり走るようになります。8時57分、都留文科大学で2人下車。ここから富士山が雄大な姿を現します。寝台特急などの車両が保存されている下吉田は9時13分に到着し、14人が下車、6人が乗車しました。

 9時18分に到着した富士山では、30人程度が下車。進行方向が変わります。9時25分、富士急ハイランドに到着。ここでは乗車も下車も20人ほど。9時28分、終点の河口湖に到着し、2時間50分の旅が終わりました。降りる乗客はかなり多く、ホームから人がいなくなるのに3分ほどかかりました。

 E353系は快適で、長時間乗っても疲れもほとんどありませんでした。「富士回遊3号」については、ダイヤ上の制約もあるのでしょうが、需要に対して供給が足りていない印象を受けます。かつての快速「富士山」のように6両編成でも満席になるのではないかという印象を受けました。

【1日1本】朝イチ千葉発「富士回遊」の旅を見る(写真)

Writer:

ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。

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