いよいよ船も「水素」の時代へ! 国内初“重油混ぜ”タグボート完成 “水素だけ”フェリーも目前! 立ちはだかる「供給どうするの問題」も解決へ!?

国内初の水素混焼エンジン搭載タグボート「天歐」が完成。今後は水素を燃料にするフェリーも登場します。同時に供給も課題となっている水素は、今後、“海”でどう活用されていくのでしょうか。

「究極のクリーン船」水素専焼フェリーも

 そして、旅客の乗船を前提にした水素専焼エンジン搭載カーフェリーも、2026年度の竣工を予定。同船の建造ヤードは常石造船で、船体サイズは全長65m。水素専焼タイプ直列6気筒エンジン3基が採用される見込みです。

Large 20260124 01

拡大画像

日本財団の海野常務理事(左)とジャパンハイドロの神原社長(深水千翔撮影)

 神原社長は、世界で初めて水素混焼エンジンを搭載した小型旅客船「ハイドロびんご(Hydro BINGO)」を東京港や横浜港などで運航した経験を踏まえ、「ゼロエミッション船にするのであれば、一般の方々に乗っていただき、次世代燃料の水素について、見識を持っていただこうと考えた」と話します。

「タグボートと同じように混焼という選択肢もあったが、フェリーであれば同じ海域を往復し、同じ港に戻ってくる。水素燃料導入のボトルネックになっている航続距離の問題という点を鑑みると、比較的航続距離の短い航路も瀬戸内を中心にあるため、そういったところで実用化の可能性があるのではないか」(神原社長)

 究極のクリーンエネルギーとして期待されている水素。船と港という分野から大きな需要を作り出すための試みが始まっています。

【マジで!?】これが「浮かぶ水素ステーション」「水素フェリー」です!

Writer:

1988年生まれ。大学卒業後、防衛専門紙を経て日本海事新聞社の記者として造船所や舶用メーカー、防衛関連の取材を担当。現在はフリーランスの記者として活動中。

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  2. 海自の潜水艦が発射した魚雷が「揚陸艦へ突進」 雷跡を上空から捉えた珍しい写真が公開される
  3. ロシア海軍の潜水艦に「異変」! 衛星画像の分析で明らかに 船体に“巨大な傘”を設置か イギリス国防省が指摘
  4. 「海自最大の護衛艦」と「世界最大級の軍艦」が洋上で並んだ! 圧巻の編隊航行を上空から捉えたショットが公開
  5. 片山さつき大臣「実態調査はじめます」 街のクルマ屋の「保険代理店打ち切り」問題に新局面 ビッグモーター事件の余波に再び切り込む!
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の戦闘機が「真正面から撃破される瞬間」を捉えた映像が公開 ドローンの突入を防げず
  3. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  4. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号