会津鉄道で無料の「車内Wi-Fi」実証実験 東武新型特急の乗り入れに向けて
福島県会津地域を走る第三セクターの会津鉄道が、列車内での無料Wi-Fiサービス導入に向けた実証実験を開始。新しい特急列車の乗り入れを見据えたものです。
会津地域の観光情報を広める目的も
会津鉄道(福島県会津若松市)は2017年1月6日(金)から、列車内で無料Wi-Fiサービス「aizutetsudo FREE Wi-Fi」の実証実験を開始しました。
会津鉄道は、西若松駅(福島県会津若松市)と会津高原尾瀬口駅(同・南会津町)のあいだ57.4kmを結ぶ第三セクターの鉄道。途中の会津田島駅(同)から会津高原尾瀬口駅までのあいだは電化されており、接続する野岩鉄道、さらに野岩鉄道と接続する東武鉄道方面への直通列車も運転されています。
2017年春からは東武鉄道の新型特急「Revaty(リバティ)」が、会津田島駅までの乗り入れを予定。今回の実証実験は、その乗り入れにあわせて会津鉄道の列車内で無料Wi-Fiサービスを提供することを見据えたものです。「急増する訪日外国人旅行者、沿線住民及び国内旅行者の利便性の向上を目指し、且つ、更なる会津地域の観光情報の普及に繋がること」(会津鉄道)を目的とし、まず実証実験を通じてその有用性を検証します。
実施期間は2017年3月10日(金)まで。「お座トロ展望列車」を除く会津鉄道の全列車内で無料Wi-Fiサービスが利用できます。
【了】
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