N700系新幹線、屋根上にもある出入口 JR東海が「実演」

大動脈「新幹線」を守っていきたい

 この「屋根上昇降ハッチ」は、車両の屋根上で何らかの処置を行うことなどを想定し、設けられているものです。JR東海は2016年11月30日、鳥飼車両基地(大阪府摂津市)で「総合事故復旧訓練」を実施。そのひとつとして、ハッチを使った訓練も行われています。

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N700系の屋根上を歩く訓練の参加者たち(2016年11月、恵 知仁撮影)。

 訓練は「屋根上での応急処置」を想定したもので、まずヘルメットを装着して10号車のハッチから屋根上にのぼります。そして、ちょう架線(線路上空に張られているケーブル)に転落防止の安全帯をひっかけて屋根上を歩行し、8号車のハッチから車内へ戻る、という内容でした。

 JR東海は毎年1回、迅速な乗客への対応、復旧体制の確立、技術力の向上などを目的とした、各系統の社員が連携して参加する「総合事故復旧訓練」を実施。29回目となる2016年は鳥飼車両基地で11月30日、およそ1200人の規模で行いました。JR東海の勝治秀行新幹線鉄道事業本部長はその実施にあたって、「大動脈『新幹線』を守っていきたい、そのための訓練です。自然災害、放火事件など不測の事態への対応を含め、新幹線を守っていきたいです」と話しています。

【了】

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コメント

2件のコメント

  1. ジャンボのコックピット天井の脱出ハッチを思い出した。
    このハッチを使うときは、架線の送電は止める前提だろうね。

    • 25000V怖い。