「架空車検」でダマされても「車検期間は有効」ってホント!?…車検の意味って何なんですか!? ただ「できるだけ早く行動を」と国交省

整備事業者が不正に車検を通した「架空車検」が発覚しても、「車検期間は有効」とする国土交通省。その後の対応を聞きました。使用者に対しても行動を求めています。

だから、できるだけ早く「前倒し点検」を

 しかし、車検の中でもユーザー自身が運輸支局に自分の車両を持ち込む「ユーザー車検」の場合は、車検で指摘された項目(不具合)を車検のあとで整備し再度、車検を受けなおすことができます。

Large 20260206 01

拡大画像

国土交通省(中島みなみ撮影)

 車検を定めた道路運送車両法には「自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、当該自動車を保安基準に適合するように維持しなければならない」というユーザーの義務があり、自己責任で車検を受けることは、むしろ法の王道を行く行為だからです。本来、このユーザー車検の前提としても定期点検を実施する義務はあります。

 では、不正行為を知らずに車検を有効とされたユーザーは、どのような対応があるのでしょうか。中部運輸局は次のような対応を予定すると語ります。

「車両の安全・環境性能を担保する定期点検を、できるだけ前倒しで実施していただくことを、心当たりのあるユーザーにはお願いします。また、国も該当者に対して、運輸支局に車両を持込み、確認のための持込み検査をお願いする通知をする対応を取り、あわせて相談窓口も設置したいと思っています」(同整備課)

 にむら自動車の不正行為の実態解明には、まだ数か月は必要なようです。事業者の不正で車検を無効にすれば、公道を走れなくなり、ユーザーに大きな負担を強いることになりますが、点検はユーザーの義務。不正行為で車検を有効にされたのではないか、という疑いがある場合、ユーザー自身が安全を担保する行動を積極的にとってほしいというわけです。

【別モノですよ】車検ステッカーと点検ステッカーの「違い」(写真で見る)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  2. 都市に迫るロシア軍の「弾道ミサイル」が“空中で木っ端みじん”になる瞬間をウクライナ軍が公開 追尾から撃墜まで詳細に
  3. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  4. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  5. 旅客機の右エンジンに「侵入者」が直撃! 離陸直後に“炎が吹き出す”戦慄映像が公開される
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開