「県内最長の一般道トンネル」ついに貫通! 18キロのくねくね酷道“一気にショートカット!” 記念すべき瞬間の映像が公開 富山
富山県で建設中の「利賀トンネル(仮称)」が貫通。ダムの工事用道路として使われたのち、一般供用される予定です。
ダム工事用道路だけど「将来のバイパス」
国土交通省 利賀(とが)ダム工事事務所は2026年2月12日、建設中の「利賀トンネル(仮称)」が貫通したと発表し、貫通の瞬間の映像を公開しました。
利賀トンネルは富山県南砺市で建設している「利賀ダム」の本体建設工事に必要な工事用道路であり、将来的に国道471号「利賀バイパス」の一部となるトンネルです。
うち、利賀トンネルは工事用道路で最も長い4963m。富山県内では黒部トンネル(1万193m、関西電力専用トンネル)、東海北陸道の袴腰トンネル(5932m)に次ぐ3番目の長さとなり、一般道では県内最長となります。
現在、砺波平野から利賀ダムへ向かうと、利賀川が庄川に合流する地点の北側で、国道156号から南砺市利賀村へ通じる国道471号が分岐し、そこからクネクネの山道を18kmほど走って、ダムにほど近い「道の駅利賀」にたどり着きます。降雨や降雪による通行規制も多発し、冬は積雪で2車線も確保できなくなる豪雪地帯の道です。
これに対し、利賀バイパスは庄川沿いの国道156号から分岐、「利賀大橋」で庄川をわたり、そこから「利賀トンネル」で山を貫いて、道の駅利賀付近に至る約9.2kmの新道路となります。うち66%がトンネルであるため、気象の変化に関係なく、安全な走行が可能になるということです。
利賀ダムの建設は1993年から始まり、2031年度の完成予定。今回のトンネルについてはダム工事専用道として使われたのち、安全設備を整備したうえで、一般通行が可能となる計画です。


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