タイヤチェーン、装着時の緩みや走行スピードに注意 国民生活センター
チェーンが緩んだままで走行すると…
国民生活センターの調査によると、現在、販売されている金属製チェーン12銘柄のチェーン(リンク)は、いずれもJIS規格同等以上の硬さであり、また、溶接不良などの不具合も認められませんでした。
しかしチェーンが緩んだままで走行すると、30km/h以上でも遠心力によりチェーンが浮き上がり車体に接触。また、地面にも強くたたき付けられていたり、外れかかることもあったりしたといいます。
外れかかったチェーンは早期の摩耗や破断が予想されるとともに、車両の内側に脱落してブレーキホースなどに巻き付き損傷させることも考えられるといいます。
これらのことなどから国民生活センターは、チェーンの装着方法をじゅうぶん理解し練習したうえで確実に装着するとともに、装着後は緩みがないか必ず確認するよう求めています。また、運転時にはスピードの出しすぎやアスファルト面での走行を避けるよう呼び掛けています。
【了】
テーマ特集「【タイヤ特集】交換時期からメンテナンス方法までクルマのタイヤを徹底解説 購入・交換時に役立つタイヤチェーンやパンク対策情報も」へ
コメント