延伸時に「快速」新設へ さいたま東部の鉄道新線が具体化! 日中は“毎時5本”の運転を想定 所要時間も明らかに
さいたま市は、地下鉄7号線(埼玉高速鉄道線)の岩槻延伸に関して、速達性向上事業に関する計画の素案をまとめました。
岩槻~永田町は66分→52分に
さいたま市は2026年2月13日、地下鉄7号線(埼玉高速鉄道線)の岩槻延伸に関して、速達性向上事業に関する計画の素案をまとめ、延伸後に想定する運行頻度も明らかにしました。
埼玉高速鉄道線の延伸区間は、さいたま市東部に位置する浦和美園~岩槻間の約7.2km。途中に「埼玉スタジアム駅(臨時駅)」と「中間駅」を新設することが想定されています。
延伸後は、朝夕の最混雑時間帯が毎時8本、その他の時間帯は毎時5本を想定。朝夕の最混雑時間帯に関しては、既存駅の停車頻度が減少しないような快速運転を行う方針が示されました。
延伸後、岩槻~永田町の所要時間は現行の約66分(大宮と池袋で乗り換え)から約52分に、大宮~埼玉スタジアム間の所要時間は現行の約31分(南浦和駅と東川口駅で乗り換え)が約22分(岩槻乗り換え)に短縮。運賃に関しては、現在の埼玉高速鉄道の運賃体系を基本とする方針です。
今後は2029年度以降の都市計画決定・工事施行認可を経て、2041年4月の開業を目指すとしています。速達性向上計画の認定から開業までの概算工期は14年の想定となっています。
概算事業費は1440億円で、費用便益比は1.2。国と地方公共団体(埼玉県・さいたま市)、鉄道・運輸機構が3分の1ずつを負担します。なお、地方公共団体の負担割合は埼玉県とさいたま市で35:65となる見込みです。開業から27年で累積資金収支が黒字になると試算しています。
速達性向上事業により、埼玉県東部地域と都心とのアクセス利便性が向上するほか、災害時等の代替路線機能の充実、「埼玉スタジアム2002」利用者の利便性向上を図るとしています。
さいたま市は、速達性向上事業と一体で延伸効果を発揮する事業として、東京メトロ南北線の品川延伸や、中間駅(仮称)周辺のまちづくり、核都市広域幹線道路(埼玉新都心線~東北道付近)の整備などをあげています。
埼玉県とさいたま市は今年度中にも、営業主体である埼玉高速鉄道と、整備主体となる鉄道・運輸機構に対して延伸事業の実施要請を行う予定です。





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