トランプ大統領「自分の名の戦艦だ!」なぜ今さら? レーザー&レールガン搭載の「21世紀の軍艦」じつは“戦艦”と呼ぶに相応しいかも

2025年12月、アメリカのトランプ大統領が突如発表した次世代の大型主力艦構想。これは、大統領自身の名を付けた「戦艦」であることが世界を驚かせたました。とはいえ、戦艦は一度滅びています。なぜ復活させるのでしょうか。

「オワコン」になった戦艦

 そんな戦艦の地位は、第一次世界大戦で軍用機が実用化されると揺らぎ始めます。その後、航空機と戦艦、どちらが優勢かという議論が続きますが、第二次世界大戦で航空機が急速に進化し、主要兵器として大量生産されたことで戦艦の旗色は悪くなりました。

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主砲を斉射するアイオワ級戦艦4番艦「ウィスコンシン」(画像:アメリカ海軍)

 もっとも、航空機も万能ではありません。航空爆弾や魚雷を使っているうちは、戦艦の強烈な対空砲火に突っ込まねばならず、ある程度の犠牲を覚悟する必要がありました。また当時の軍用機は天候に左右されやすかった一方、戦艦の主砲には関係ないというアドバンテージもありました。

 実際、1950年の朝鮮戦争では、アメリカ海軍のアイオワ級戦艦が、強力な艦砲射撃で沿岸部一帯での陸軍の作戦を支援しています。イギリスやフランスも、最新鋭の戦艦のみ1950年代まで保有し続けていましたし、ソ連(現ロシア)海軍では第一次世界大戦時に就役したガングート級戦艦をバルト海と黒海で1950年代後半まで使用していました。このように欧米各国が戦艦を長らく使い続けていたのは、戦艦には大国の海軍のみ保有を許されている軍艦という、象徴的な価値があったからです。

 しかし、軍用機のジェット化が本格化し、ミサイルが主要兵器になると、戦艦の価値は完全に失われます。戦艦の対空兵装は、ジェット機の速度には対応できません。加えて戦艦の主砲も、ミサイルの命中力と射程には及びません。そして自慢の重装甲も、ミサイルの威力の前には無力です。

 こうして戦艦の長所がすべて否定され、戦艦はオワコンになりました。

 トランプ級戦艦が「本当に戦艦なのか?」という問いには、一度オワコン化した過去の戦艦との比較が付いてまわります。ゆえに、世界中で冒頭に記したような「トランプ級は本当に戦艦なのか?」「戦艦と呼ぶべきなのか?」という論議が巻き起こったといえるでしょう。

 すなわち、専門家などからすると「トランプ級は我々が知っている戦艦ではない」というわけです。

 しかし「艦隊決戦の主力」であり、かつ「最強の攻撃力と防御力」を備えた存在という、戦艦の定義の根本に立ち返ると、見方が変わってきます。

【見ため強そう!】トランプ級戦艦「デファイアント」いろんなアングルからイッキ見!

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コメント

1件のコメント

  1. ・極超音速ミサイル対処専用の発射機

    ・1000kW級レーザー

    ・32メガジュール級のレールガン

    全部実用化できていない装備品を列挙して、「戦闘能力を最高レベルで保有するのは、確実です」とか断言するのはどうなんでしょうね?

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