「出張にLCC」は広まるか ジェットスター、国内LCC初ビジネス客向けオプションの狙いとは

「LCCで出張」、日本の社会構造ならば親和性が高い?

 現在、国内LCC(格安航空会社)の多くはレジャーの利用者が主体です。JTB総合研究所が2014年7月に発表した国内LCC利用者に対する調査によると、業務出張での利用割合は12.7%にとどまっています。その理由として、インターネット上では遅延や欠航の多さなどが挙げられており、時間に遅れられない会議などにLCCを利用する場合は、前日の移動や代替交通手段も考えないといけない、といった声が見られます。

 そのなかで、ビジネスの利用を伸ばすことが今後の利用者増につながると考えたジェットスター・ジャパンの片岡会長は「日本では99.7%が中小企業で、その6割が50人未満の事業所です。出張に対してもコスト意識が高く、運賃が安いLCCとの親和性が高い」と分析しています。

「LCCが登場した当初、社会的には“乗ることすら怖い”という抵抗感があり、出張などビジネスで利用するのは一般的でなかったと思います。当社が初フライトから約5年を経て機体数、路線数、便数を増加させ、運行品質を向上させてきたからこそ可能になった選択肢です」(ジェットスター・ジャパン 片岡会長)

「フレックスBiz」の利用には、ジェットスターのビジネス出張向けサイト「Jetstar Business Hub」でのアカウント作成が必要です。2017年2月8日(水)現在、新規登録した先着1000人に5000円相当のフライトバウチャーがプレゼントされるほか、2月14日(火)18時までに予約(搭乗期間は4月21日まで)した人は1円で「フレックスBiz」オプションが選択可能なキャンペーンを実施中です。

 アジア太平洋地域におけるジェットスターグループの航空会社では、すでに同様のビジネス利用向けオプションを導入している会社もあるそうです。「『LCC出張』が聞きなれた言葉になるよう、イメージをくつがえしていきたい」と話す片岡会長の言葉どおり、今回の「フレックスBiz」は、日本のビジネスシーンでLCCの利用が拡大する端緒となるかもしれません。

【了】

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コメント

4件のコメント

  1. 欧州圏内では普通にLCCで出張してるけどね。

  2. そんな定価の交通費に見合わない出張ならする必要がない。
    海外出張もしかり。
    仕事(ビジネス)で行くのだからビジネスクラスで行かせる。
    エコノミー(ツーリストクラス)はその名の通り旅行用だ。
    うちの会社は常識としてそうしてる。

    • それは羨ましい。
      うちは海外出張に無理矢理空組某社のエコノミを使わされてる。一番安いから。
      JAL/ANAのステータスが使えなくて大迷惑。

      一応名の知れたメーカなんだけどね。

  3. 某ブラック企業なんて社員にLCCで出張させて
    請負元に、正規運賃で請求してます。
    で、差額は社員に還元しないんだよ。