新ICで企業誘致なるか 北陸道 長岡北スマートIC、3月25日開通

北陸道にETC専用の長岡北スマートICが、2017年3月25日に開通します。

長岡市内2箇所目のスマートIC

 長岡市とNEXCO東日本が整備を進めてきた、北陸道の長岡北スマートIC(新潟県長岡市)が、2017年3月25日(土)14時に開通します。また同日、新潟県が整備を進めてきた、付近を走る都市計画道路 槇山町亀貝線も開通するとのことです。

「スマートIC」とはETC専用のIC(インターチェンジ)で、高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリア、バス停などから乗り降りができるよう設置されるものです。利用車両が限定されることから簡易な料金所の設置で済み、料金徴収員も不要なため、従来のICに比べて低コストで導入できるなどのメリットがあります。

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北陸道・長岡北スマートICの位置図。(画像出典:長岡市)。

 今回開通する長岡北スマートICは本線直結型と呼ばれるもので、新潟県内では10箇所目、長岡市内では関越道長岡南越路スマートICに続き2箇所目になります。北陸道 中之島見附ICから約6.8km、長岡JCTから約3.9kmに位置します。

 NEXCO東日本および長岡市によれば、長岡北スマートICの開通により、平成32年度をめどに分譲が予定されている「長岡北スマート流通産業団地(仮称)」へ企業を誘致する促進になるほか、「高速道路への15分到達圏域人口が約4.1万人増」、「寺泊など長岡市北部地域へのアクセス性が向上し、広域的な交流を支援」、「救急医療搬送の効率化」といった整備効果が想定されるといいます。

 一方の都市計画道路 槇山町亀貝線は、JR信越本線、上越新幹線との立体交差および栖吉川、福島江を渡河する部分が開通します。これにより長岡北スマートICに接続する蔵王橋通りから、国道8号長岡東バイパスへのアクセス性が向上し、またこれまで設置されていた稲葉踏切が立体化され、交通混雑の緩和と安全性が向上するといった効果が見込まれるとのことです。

 なお、長岡北スマートICの開通記念式典については後日、告知するそうです。

【了】

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