小田急・特急ロマンスカー30000形「EXEα」その性能は? 最高速度、ATS… 主要諸元表

小田急の特急「ロマンスカー」30000形「EXE」が、「EXEα」にリニューアル。運行上の最高速度と設計上の最高速度、またモーターの出力やブレーキ、冷房など、どんな性能を持っているのでしょうか。

「EXE」を「EXEα」にリニューアル

 小田急電鉄の特急「ロマンスカー」に2017年3月1日(水)、新しい車両がデビューしました。30000形「EXEα(エクセ アルファ)」です。1996(平成8)年に登場した30000形電車「EXE(エクセ)」をリニューアルしたものですが、「20年」という時代の経過を埋める改良が加えられています。

 最初に「EXEα」へリニューアルされた30000形電車の最高速度やモーター出力、制御装置、保安装置などの諸元は以下の通りです。

最初に「EXEα」へリニューアルされた30000形電車の編成図と各車の諸元。右の1号車(Tc2)が小田原側、左の10号車(Tc1)が新宿側(「乗りものニュース」編集部作成)。

編成重量:383.7t
編成定員:578人
編成全長:199500mm

●1号車(Tc2)
記号番号:クハ30551
自重:33.45t
定員:56人
最大寸法・長さ:19750mm
客室寸法・長さ:14500mm
連結器(運転台側):格納式簡易連結器
連結器(2号車側):半永久連結器

●2号車(M3)
記号番号:デハ30501
自重:42.32t
定員:58人
最大寸法・長さ:20000mm
客室寸法・長さ:15500mm
連結器:半永久連結器

●3号車(M2’N)
記号番号:デハ30401
自重:41.60t
定員:56人
最大寸法・長さ:20000mm
客室寸法・長さ:14500mm
連結器:半永久連結器

●4号車(T1)
記号番号:サハ30351
自重:35.99t
定員:68人
最大寸法・長さ:20000mm
客室寸法・長さ:17500mm
連結器:半永久連結器

●5号車(M1’)
記号番号:デハ30201
自重:40.50t
定員:54人
最大寸法・長さ:20000mm
客室寸法・長さ:15500mm
連結器:半永久連結器

●6号車(Tc1’)
記号番号:クハ30251
自重:35.36t
定員:60人
最大寸法・長さ:20000mm
客室寸法・長さ:15500mm
連結器:半永久連結器
連結器(5号車側):半永久連結器
連結器(運転台側):密着連結器

●7号車(Tc2’)
記号番号:クハ30151
自重:37.02t
定員:58人
最大寸法・長さ:20000mm
客室寸法・長さ:15500mm
連結器(運転台側):密着連結器
連結器(8号車側):半永久連結器

●8号車(M2)
記号番号:デハ30101
自重:42.45t
定員:58人
最大寸法・長さ:20000mm
客室寸法・長さ:15500mm
連結器:半永久連結器

●9号車(M1)
記号番号:デハ30001
自重:41.44t
定員:54人
最大寸法・長さ:20000mm
客室寸法・長さ:14500mm
連結器:半永久連結器

●10号車(Tc1)
記号番号:クハ30051
自重:33.56t
定員:56人
最大寸法・長さ:19750mm
客室寸法・長さ:14500mm
連結器(9号車側):半永久連結器
連結器(運転台側):格納式簡易連結器

1 2 3 4 5

この記事の写真一覧

関連記事

最新記事

コメント

10件のコメント

  1. EXEのリニューアルは結局、速度向上はしなかったんだな。
    内装がダメだから速度くらいは引き上げた方が良かったのにそれさえしないとは余計に残念。

    • ただですね、走行音はすごく静かになりました。
      沿線民を永らくやってますが、感動モノです。

  2. シートのリクライニング角度が相変わらず浅いままなのであれば意味がない。MSEのようか板席で背もたれが薄いにもかかわらずあまりにも浅いリクライニング角度で二度と乗りたくないと思った程なのにEXEの改良版でも相変わらずなのであれば、速い上にリクライニング角度が深いJR東海道線のグリーン車を選びたくなる。グリーン車に乗れなくても(乗らなくても)速さと利便性を考えればJR東日本に軍配が上がる。今は無きRSEの座席の快適性を参考にしなかったのは最も愚かな選択だ(だった)とも思う。

    • 小田急もこんな事ばかりやってたら箱根の客が熱海や三島に流されても文句は言えないだろう。
      タダでさえ箱根は第2の日光や鬼怒川温泉化しているし、混んでいるのも湯本駅周辺だけだし。
      箱根新道の無料化やグリーン車が脅威になっている事を小田急は理解しているだろうか?

    • だからと言って、例えば近鉄の“しまかぜ”ほど気合いを入れる必要もないでしょう?

      う~ん、そんなにダメダメですかね?
      座席は多少硬くリクライニングが浅くても、車輌をキッチリ造ってあるのか、乗り心地は良いと思いますけどねえ。
      リクライニングが浅いのはLSE(どうかすると2300形原型時代から?)以来の伝統ではないかと。

  3. 性能面でもがっかり感。あと20年近く使う気満々だな。

    • まぁまぁ(笑)
      通勤客からは好評なんですよ?
      車内の落ち着き感は間違いなくロマンスカー車輌の中でピカイチ。
      褒めてやってくださいな。

    • 悪いとまでは言わぬが積極的に褒められる要素には欠けますな。中肘掛なし、インアームテーブル、コンセントはようやく次に窓側だけ。通勤客に好評とはどうなのかなあ。むしろ突起物を排除した高齢者向けの気がします。
      だから展望室や深いリクライニングもコンセントもあまり必要ないのだろう。
      性能面ではやはり耐久性とノーメンテに振った感じですね。今後10数年先を見越した面でのコスト削減が見えますね。その点はある意味先進的ですね。

  4. ボロだな。

  5. この機器構成でこの加速度だと、かなり余裕がありますね。
    140km/hくらいまで定加速度で加速できるか、実は空車で本気出すと起動加速度3.3くらい出ちゃうのか。