新観光列車「ザ ロイヤルエクスプレス」その味は? 東急「自由にやってOK」
「ザ ロイヤルエクスプレス」の料理、試食
2017年3月1日(水)に実施された、「ザ ロイヤルエクスプレス」料理監修者の発表会。実際に提供される料理はまだ検討中であるため、それをイメージしたものが報道陣へ用意されましたが、そこで山田さんが見せてくれたのは、静岡のワサビやサクラエビ、トマト、タタミイワシなど、列車が走る静岡の味覚がふんだんに盛り込まれたものでした。
山田さんは「観光列車の食事ではなく『山田チカラ』の2店舗目を作る意気込みでやります。ぜひ楽しんで静岡県食材を知ってもらえれば」と話します。
もうひとりの料理監修者、大分市で創作和食料理店「方寸」を構える河野美千代さん(大分県出身)は、大地から育まれた食材に向き合い、「食」と受け継がれる「文化」を提案している人物。「和」にこだわらない創意工夫で、「食」に関する商品開発のコーディネイト、監修も手がけています。
河野さんは「昭和35年ぐらいの料理を作れば、日本人はみな元気になるのでは」と考えているといい、「ザ ロイヤルエクスプレス」料理監修者の発表会で見せてくれたメニューも半熟卵や梅干しの入ったおにぎり、漬物といった、ホッとするものでした。
ちなみに山田さんによると、料理について東急電鉄から「自由にやってください」と言われているそうで、実際の車内ではいったいどんなメニューが出てくるのか、楽しみなところです。
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