観光列車「リゾートしらかみ」、秋田から鉄道博物館へ 車内はフルフラット席も

「リゾートしらかみ」ブナ編成、その車内は? フルフラット状態も可能

 鉄道博物館における「リゾートしらかみ」展示では、車内の見学もできます。

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「リゾートしらかみ」ブナ編成の先頭車両。運転席の直後に展望室とイベントスペースがある(画像:鉄道博物館)。

 先頭車両には展望室とイベントスペースが用意され、前面展望が楽しめるほか、運行時にはイベントスペースで津軽三味線の生演奏などを実施。ほかの号車に乗っていても、モニターを通じてその様子が楽しめるようになっています。

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フルフラット状態になる「リゾートしらかみ」ブナ編成のボックス席(画像:鉄道博物館)。

 2号車は半個室のボックス席。その一部は座席を動かしてフルフラット状態にでき、靴を脱いでくつろぎながら、五能線の絶景を楽しむことが可能です。3号車には地酒や「ぶなの森アイスクリーム」といった名産品を味わえる「ORAHO(おらほ)」カウンターもあります。

 また車内は全体的に「木」を生かしたデザインになっており、床は秋田杉とのこと。世界自然遺産の白神山地付近を走る観光列車「リゾートしらかみ」らしい、鉄道車両ながら自然を感じられる空間になっているのも大きなポイントです。

 鉄道博物館における「リゾートしらかみ」の展示は、3月19日(日)が18時まで(入場終了17時30分)、3月20日(月・祝)が12時まで(入場終了11時30分)。車内見学混雑時は整理券配布の場合があるほか、時間前に受付終了の場合もあるそうです。また展示期間中、鉄道博物館に五能線エリアの観光情報コーナーが設置され、「なまはげ太鼓」の実演も行われます。

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