首都高と「KK線」のナゾ 接続部分に設けられた「乗継所」の理由
通行無料のワケ 「KK線」の由来は?
――東京高速道路はどのような道路なのでしょうか?
全長2kmあまりの自動車専用の道路で、1959(昭和34)年に一部開通、1966(昭和41)年に全通しました。首都高C1都心環状線、八重洲線と接続し、都市高速道路網の一環として公共的な役割を担っています。
――首都高初の開通(京橋~芝浦間)が1962(昭和37)年ですから、それよりも古くからあるのですね。首都高とちがい、なぜ通行が無料なのでしょうか?
当社の道路は多くの区間で、ビルの屋上を活用しています。銀座一丁目から八丁目にかけ地上2階、地下1階(一部は地下2階)のビルが14棟あり、このビルのテナント料で道路の建設費と運営費をまかなっているため、通行料はいただいておりません。
――どのような経緯で首都高とつながり、一体のネットワークになっているのでしょうか?
首都高との接続は東京都の都市計画に基づくものです。1964(昭和39)年に首都高都心環状線の羽田方面と、1966(昭和41)年に上野方面と、1973(昭和48)年に八重洲線と接続しました。
――なぜ「KK線」と呼ばれるのでしょうか?
首都高の路線図などでその呼称が使われていますが、首都高速道路(編注:もともとは首都高速道路公団)と当社の道路を区別するために「株式会社(Kabushiki Kaisha)線」の頭文字をとって「KK線」とされているのではないでしょうか。
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3か所ある首都高と東京高速道路(KK線)との接続点付近にはそれぞれ、白魚橋、西銀座、汐留の乗継所が設けられており、首都高からKK線を利用して10分以内に再び首都高へと乗り継ぐ際は、首都高を降りた扱いにはならないようになっています。非ETC車の場合は、KK線に入る際に乗継券が発行され、それを乗継先の料金所で係員に手渡します。なお、KK線内は首都高と異なり、最高速度が40km/hとされています。
【了】
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