未来の“超音速旅客機”へまた一歩! 新型無人機が初飛行から3か月未満で音速超えの快挙 米国で発表

アメリカの新興航空企業 ヘルメウス は2026年5月26日、開発中の超音速無人機「クォーターホース Mk2.1」が初めて音速を超え、最高速度マッハ1.21に到達したと発表しました。

新興企業が超音速機の開発を達成!

 アメリカの新興航空企業 ヘルメウス は2026年5月26日、開発中の超音速無人機「クォーターホース Mk2.1」が初めて音速を超え、最高速度マッハ1.21に到達したと発表しました。

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超音速飛行を達成したクォーターホース Mk2.1(画像:ヘルメウス)

 この記録は、スペースポート・アメリカで行われたクォーターホース Mk2.1の3回目の試験飛行中に達成されたとのことです。同機は、初飛行から3か月未満で超音速飛行を達成しました。さらに、これに先立って開発されたクォーターホース Mk1の初飛行から数えても、同社はわずか1年で超音速飛行を実現したことになります。無人機とはいえ、このような短期間で新規開発機が音速を超えるのは異例といえるでしょう。

 クォーターホースMk2.1は、2025年1月中旬ごろからニューメキシコ州のスペースポート・アメリカに搬入され、尾翼と主翼の再組み立て、地上運用およびシステムチェック、エンジン地上走行、タキシングテストなどを実施してきました。その後、2026年2月に初飛行を行っています。

 また、クォーターホースMk2.1の機体サイズはF-16戦闘機とほぼ同等です。エンジンには、F-16やF-15にも採用されているプラット・アンド・ホイットニー製のF100エンジンを使用しています。

 将来的には、さらに音速の5倍以上で飛行する極超音速無人機の開発を視野に入れており、すでに発展型であるクォーターホースMk2.2の製造および試験を進めています。その後にはMk2.3も続く予定です。

 こうした超音速飛行の実験を通じて、最終的には軍事用途の極超音速多用途無人機「ダークホース」や、20人乗りの民間用極超音速機「ハルシオン」の開発を進める予定とのことです。

【画像】超音速飛行を達成したクォーターホース Mk2.1

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