日本初の「水素電車」ついに営業運転へ 実証5年 1回の充填で「約70km走行」 新型も
JR東日本の「HYBARI」が営業運転を開始する見通しです。
燃料電池ハイブリッド車「HYBARI」営業運転を開始
JR東日本は2026年7月14日、水素を燃料とするハイブリッド電車「HYBARI」を、2027年度末を目途として営業運転を開始すると発表しました。
「HYBARI」はJR東日本と日立製作所、トヨタ自動車の3社が持つ鉄道・自動車技術を融合した日本初の水素燃料電池車両で、2022年3月から実証試験が行われてきました。今回、日本で初めて水素を利用する営業車両として改造されます。水素と空気中の酸素を化学反応させて発電するため、走行時に二酸化炭素を排出しません。
営業線区は鶴見線および南武線(尻手~浜川崎)です。「鎌倉車両ベース(中原)」(=鎌倉車両センター中原支所)において35MPaの高圧水素を充填するといいます。1回の充填で走行できる距離は約70kmだそうです。
同社はグループ経営ビジョン「勇翔 2034」のもと、2050年度までにCO2排出量「実質ゼロ」を目指しており、今回の取り組みはその一環です。1回の水素充填で約70km走行可能としています。
さらに、ディーゼル車両と同等の走行距離を目指す次世代水素ハイブリッド電車の開発もスタートさせ、2030年度末の営業運転を目指す方針です。これに際し、より短時間で高圧の水素充填ができる設備も整備するということです。
JR東日本は「水素社会の実現によるLX(ライフスタイル・トランスフォーメーション)を目指し、さらなる環境負荷低減を推進します」としています。





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