ハチ公口「青ガエル」横にエスカレーター、あす開通 大規模工事中の渋谷駅、「できるところから」改良進む

夏には副都心線改札と地上を直結するエスカレーターも

 出口8番のエスカレーターと同時に、東急東横線・東京メトロ副都心線ホームの上に位置する「ヒカリエ1改札口」と、「宮益坂中央改札口」を結ぶスロープには「動く歩道」が開通します。これにより、ヒカリエ1改札口付近から、上下エスカレーターが完備されている宮益坂中央改札口付近の出口9番にアクセスしやすくなり、地上への移動が便利になるといいます。

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出口14番改良の概念図。新しい通路は2017年夏の開通予定(画像:東京急行電鉄)。

 2017年夏には、東急東横線・東京メトロ副都心線とJR線との主要な乗り換え経路となっているヒカリエ1・2改札近くの出口14番が移設され、上下方向別のエスカレーターが終日利用可能になるそうです。現状の出口14番への通路は狭く、途中で折り返してエスカレーターを乗り継ぐ構造ですが、新しい通路は地下3階から地上まで一直線で結ばれます。

 さらに、JR埼京線ホームと東京メトロ銀座線ホームの移設工事も進められています。現在、山手線ホームよりも南にある埼京線は、2020年春をめどに山手線と並列の位置へ、銀座線ホームは、2019年度をめどに現在よりも東に約130m、駅東口広場や明治通りの上空へ移設され、乗り換えの利便性が向上する見込みです。

【了】

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コメント

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2件のコメント

  1. 良いじゃないすか
    昔からの渋谷ファンである昭和中期以前の世代には複雑かも知れないけども、
    そういう変化自体が、渋谷を含む東京都心の魅力でもあるから

    • 自分もそう思います。絶えず動き続け、人々の力やドラマが映し出される街。それが東京始め、日本の大都市の本当の魅力。