小田急、ムスリム観光客向けに江の島観光モデルコース作成 信仰上の理由に配慮
小田急電鉄が箱根に続き、ムスリム観光客の信仰上の理由に配慮した江の島の観光モデルコースを作成しました。
食事やお祈りに関する場所を提案
小田急電鉄が2017年3月31日(金)、イスラム教徒(以下ムスリム)観光客向けに江の島観光のモデルコースを作成したと発表しました。
同社によると、ムスリム観光客は日々の礼拝や特定食品(豚肉、アルコールなど)の忌避といった、信仰上の理由による事情があり、旅行時にそうした情報を必要とする人が多いとのこと。そこで昨年の箱根に続き、食事やお祈りに関する場所の提案などを盛り込んだ、ムスリム観光客向けの江の島観光モデルコースを作成したといいます。
慶應義塾大学、神奈川県、藤沢市、藤沢市観光協会の協力で作成され、内容はパンフレットや外国語ウェブサイトなどで紹介。小田急電鉄は「今後も、沿線の大学や自治体と連携し、ムスリム観光客をはじめとする訪日外国人旅行者の誘致に向けて、沿線観光地の魅力を発信してまいります」としています。
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