特急「木曽あずさ」「諏訪しなの」など臨時運転 「信州DC」7月スタート
2017年7月、「信州デスティネーションキャンペーン」がスタート。特急「木曽あずさ」「諏訪しなの」など多くの臨時列車、イベント列車が走ります。
特急「木曽あずさ号」は辰野経由
JRグループは2017年5月19日(金)、長野県、地元自治体、観光事業者などと連携し、大型の観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」(信州DC)を、7月から9月にかけて開催すると発表しました。長野県で実施するDCは7年ぶり5回目です。
これにあわせ、首都圏や中京圏などから臨時列車が複数運転されます。
特急「木曽あずさ号」は、新宿~南木曽間を辰野経由で直通運転。車両は国鉄時代に製造された特急形189系電車6両で、全車指定席です。新宿9時24分発・南木曽行きは7月1日(土)、8月26日(土)、9月9日(土)に、南木曽16時2分発・新宿行きは7月2日(日)、8月27日(日)、9月10日(日)にそれぞれ運転されます。
快速「飯田線リレー号」は、特急「木曽あずさ号」と接続して辰野~駒ケ根間で運転。車両は313系電車3両で、全車指定席です。
「いろどり(彩)」「風っこ」を使用した臨時列車も
中京圏から諏訪方面へは、特急「諏訪しなの号」を運行。車両は特急「しなの」などに使用されている383系電車6両で、全車指定席です。名古屋~茅野間で、7月8日(土)、9日(日)、9月23日(土・祝)、24日(日)に運転されます。
簡易個室やフリースペースなどが設けられた485系電車「いろどり(彩)」による臨時列車も登場。7月15日(土)~17日(月・祝)と9月16日(土)~18日(月・祝)は長野~松本~白馬間で快速「北アルプスいろどり」として、7月29日(土)と30日(日)は長野~中津川間で快速「いろどり木曽路号」としてそれぞれ運転されます。車両は全車グリーン車指定席です。
このほかにも、トロッコ型のキハ48形ディーゼルカー「びゅうコースター風っこ」を使用した快速「北アルプス風っこ」(7月8日、松本~南小谷間)や快速「いいやま風っこ」(7月9日、長野~森宮野原間)、EF64形電気機関車が旧型客車4両を牽引(けんいん)する快速「レトロ大糸線」(9月23日、松本~南小谷間)や快速「レトロ中央線」(9月24日、松本~富士見間)などの列車が運転される予定です。
なお、小海線では新しい観光列車「HIGH RAIL 1375」が7月1日(土)にデビュー。快速「HIGH RAIL 1号」「―2号」「―星空」として、小淵沢~小諸間を不定期で走ります。
【了】
信州デスティネーションキャンペーン、始まりましたね。あの、JR東日本とJR東海とがコラボレーションをしています。JR名古屋駅でポスターを見て驚きました。信州デスティネーションキャンペーン、成功してほしいです。