えちごトキめき鉄道「雪月花」が優秀車両に 新潟産素材を積極使用 2017年ローレル賞

「鉄道友の会」が選ぶ2017年「ローレル賞」に、えちごトキめき鉄道の「えちごトキめきリゾート雪月花」用車両であるET122系1000番代ディーゼルカーが選ばれました。

観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」に使用

 2017年5月24日(水)、「鉄道友の会」が「ブルーリボン賞」と「ローレル賞」を発表。2017年の「ローレル賞」には、JR東日本のE235系電車、静岡鉄道A3000形電車とともに、えちごトキめき鉄道ET122系1000番代ディーゼルカーが選ばれました。

 ET122系1000番代は、観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」に使われている車両です。日本海ひすいライン(直江津~市振)で運行されているET122系ディーゼルカーをベースにしており、広く取られた側窓は、国内最大級の開放面積を誇ります。

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2017年「ローレル賞」を受賞したえちごトキめき鉄道のET122系1000番代ディーゼルカー(画像:熊谷隆之氏、鉄道友の会)。

 車両は2両編成。1号車は日本海と妙高山に向けて座席が配されたラウンジ形式、2号車はレストランスタイルの座席配置です。車内では沿線の食材を使った食事が提供されます。

地元、新潟産のものを積極的に採用

 内装などは地元、新潟産のものを多数使用。金属部品は燕三条で加工、生産されたものが使われており、1号車の客室壁も天然越後杉のツキ板が採用されています。デッキ部やカフェバーの床には新潟産である安田瓦の床陶板が敷き詰められており、車両そのものも新潟県内で製造されています。

「鉄道友の会」は、この車両が地場産業の振興に大きく貢献していることや、「日本海や妙高山などの沿線の観光資源を最大限取り込むべく、高いレベルの開発コンセプトを具現化した車両となっており、同社沿線の観光振興に大きく寄与」している点を高く評価し、ローレル賞に選定したとしています。

「ブルーリボン賞」「ローレル賞」は、「鉄道友の会」が毎年1回、前年に日本国内で営業運転を始めた鉄道車両のなかから選定する賞です。同会会員の投票結果をもとに、選考委員会が利便性や快適性、環境対応、新技術の有効活用といった観点から車両を評価。「最優秀」と認められた車両には「ブルーリボン賞」が、「優秀」と認められた車両には「ローレル賞」がそれぞれ贈られます。なお、今年の選考委員は10人、候補車両は13形式でした。

【了】

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