新京成最古参の電車が茶帯の旧「標準色」に 3日のイベントで初披露
新京成電鉄を走る8000形電車1編成が、かつての「標準色」塗装に変更されました。
1979年に採用された「標準色」
新京成電鉄は2017年6月1日(木)、8000形電車1編成の塗色を、かつての「標準色」とされるベージュ地と茶帯に変更したと発表しました。
この「標準色」塗装は、8000形が導入された翌年の1979(昭和54)年に登場。その後、2006(平成18)年には京成千葉線への乗り入れにあわせて帯部分がえんじ色4本に変更され、さらに2014(平成26)年には新京成電鉄の新しいコーポレートカラーである「ジェントルピンク」を基調としたデザインへと変更が進められてきました。
今回のリバイバル塗装は、新京成電鉄が所有する26編成のうち“最古参”にあたる1984(昭和59)年製造の「8512編成」に実施されます。車両は6月3日(土)にくぬぎ山車両基地(千葉県鎌ケ谷市、松戸市)で開催されるイベント「新京成サンクスフェスタinくぬぎ山」で初披露。9日(金)からは営業運転に就く予定です。
新京成電鉄は「現在、ジェントルピンクのカラーリングが主になっている中、忠実に再現した昔懐かしいリバイバルカラーにぜひご乗車ください」としています。
【了】
コメント