新幹線の駅にシカ、リス出現!? 「谷川岳の離れ」が上毛高原駅に誕生(写真10枚)

JR東日本利用者は、知らぬ間に「谷川連峰の恵み」を飲んでいるかもしれません。そんな谷川連峰の豊かな自然を感じられる施設「tanigawa hanare」が、上越新幹線の上毛高原駅に誕生しました。

大小さまざまな生き物が「生息」

 上越新幹線の上毛高原駅(群馬県みなかみ町)に2017年7月1日(土)、“小さな谷川岳”がオープンし、シカやリスたちが利用者を出迎えるようになります。谷川岳は上毛高原駅からも近い、群馬・新潟県境にそびえる標高1977mの山。「日本百名山」のひとつです。

Large 170629 jomo 01
上越新幹線の上毛高原駅にオープンする「tanigawa hanare」(2017年6月29日、恵 知仁撮影)。

 JR東日本ウォータービジネスとJR東日本高崎支社が設けたこの“小さな谷川岳”の名は「tanigawa hanare(タニガワハナレ)」。谷川岳の“離れ”をコンセプトにしており、谷川連峰の一ノ倉沢で行った現地調査をもとに、谷川連峰をイメージした岩や動植物を用意、あわせてロッククライミングの情景を加えることで、谷川連峰らしさを出したといいます。デザイナーが調査にいったとき、実際にロッククライミングが行われていたそうです。

Large 170629 jomo 02 Large 170629 jomo 03 Large 170629 jomo 04
「tanigawa hanare」に「生息」する生き物たち。

 この「tanigawa hanare」には、剥製などではありますが、目立つニホンジカのほかにもノウサギやリス、カブトムシ、カエルといった大小さまざまな“生き物”が各所で暮らしており、彼らを探すだけでも楽しめるでしょう。また植物には本物も使われていますが、そこで育っているわけではありません。

この記事の画像をもっと見る(10枚)

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

1件のコメント

  1. そうね、FromAQUAしか知らない人はどこの水か知らないかもね
    大清水の頃はPETじゃなく缶、しかもたしか250ccくらいの細いスチール缶でしたよね
    あれがこんなにオサレになるとか民営化の威力はすごいものでございます