特急「ニセコ」、函館本線「山線」経由で運転 北海道新幹線とも接続
JR北海道が、2017年8月末から9月にかけて、函館本線の小樽、倶知安、ニセコを経由する特急「ニセコ」を運転します。
車内や駅で特産品販売も
JR北海道は2017年7月14日(金)、特急「ニセコ」を8月31日(木)から9月5日(火)までと7日(木)から12日(火)までの計12日間、札幌~ニセコ~函館間で運転すると発表しました。
札幌駅と函館駅を結ぶ「スーパー北斗」などの特急列車は、札幌~長万部間は通称「海線」と呼ばれる千歳線、室蘭本線を経由しますが、特急「ニセコ」は函館本線の通称「山線」を走行。小樽、倶知安、ニセコ駅などを通ります。運転時刻は次のとおりです。
・上り
札幌7時57分発→新函館北斗12時57分着→函館13時15分着
・下り
函館13時56分発→新函館北斗14時19分発→札幌19時27分着
車両はキハ183系0番台を使用。4両編成のうち3両が普通車指定席、1両が普通車自由席です。新函館北斗駅(北海道北斗市)では北海道新幹線(上り「はやぶさ24号」、下り「はやぶさ11号」など)と接続することから、東京、仙台方面とニセコ、小樽方面間の移動が乗り換え1回でできるようになります。
途中の倶知安~ニセコ間では、地元観光協会のスタッフが乗車し地元特産品を販売。余市駅や長万部駅でも上り列車の発着にあわせて特産品の販売やご当地キャラクターのお出迎えが予定されています(一部運転日を除く)。
JR北海道は「特急ニセコで羊蹄山やニセコアンヌプリの風景を楽しみながら函館本線の旅をお楽しみください」としています。
【了】
183系0番代最後の花道?
あら、列車名を「北海」ではなく「ニセコ」にしたのですか。個人的にとても好きな名前だったので今回のJRさんの判断を好感します、凄く嬉しい!
これ夜行のオホーツクで乗りましたが寝台が中間に組み込んでありましたよ、
ごめんなさい。寝台車(14系改装無動力)はとっくに廃車になってます。ですので今回の臨時列車での再現はできません。
状況が許されれば、山線経由の特急は定期列車で欲しいところだ。札幌~函館の最短ルートな訳だから。
が、勿論現状では望むべくもないので、ムリしてまでやれとは言えないけれども。
(実は新函館北斗開業時に“もしかしたら?”とは思っていた。)
北海道新幹線が札幌まで安心したらこの車両は引退するが、札幌発着の北海道新幹線は時間面や飛行機の利便性を考慮すると、仙台〜札幌が限度になる。
札幌〜仙台なら採算取れるし、飛行機も少ないから、この区間列車はありだと思う。
停車駅は札幌、新函館北斗、新青森、八戸、盛岡、一ノ関、仙台が濃厚になる。
列車名は北海かニセコあたりが良さそう。
IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道を経由する際の線路使用料を加味しても採算取れるか?
採算は新幹線の話をしていると思われますが。
もかさん
勿論、採算は新幹線の事です。
少なくとも札幌〜東京は時間、運賃、本数何も飛行機が優位に立つから勝ち目がないのでやるとしたら仙台〜札幌の区間列車を充てた方が無難になると思います。
それに仙台〜盛岡はやまびこが各駅停車だから盛岡〜仙台は無停車でも良いかもしれない。
最も北海道新幹線札幌開業後はニセコを各停用に、速さを感じられる種別を優等に回しながら東北新幹線自体も種別整理した方が望ましいです。
特に東京〜仙台の各停はなすのでも良い位だと思います。(勿論、東京〜栃木と東京〜仙台の両方で運用する事が前提だが。)