ほくほく線20周年で日本酒堪能ツアー開催 列車はトキ鉄車両を使用 北越急行

北越急行が、ほくほく線開業20周年を記念して、イベント列車「ほくほくSAKE Lovers」を運行します。

トキ鉄「3市の花号」で運転

 新潟県内でほくほく線(六日町~犀潟)を運営する第三セクター、北越急行は2017年7月20日(木)、ほくほく線開業20周年を記念し、沿線の日本酒をマリアージュ(食べものとの組み合わせ)で楽しむ全席指定のイベント列車「ほくほくSAKE Lovers」を運行すると発表しました。概要は次のとおりです。

・運行日
 9月10日(日)
・募集人員
 40人。応募多数の場合は抽選。
・旅行代金
 税込み4000円。運賃、飲食費含む。
・応募締切
 8月14日(月)

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「ほくほくSAKE Lovers」に使用されるえちごトキめき鉄道「3市の花号」のイメージ(画像:北越急行)。

 当日は、六日町駅に集合し、列車でくびき駅へ移動。バスに乗り換え、近代の酒づくりに貢献し「酒の博士」と呼ばれた坂口謹一郎の記念館「坂口記念館」(新潟県上越市)を訪問したのち、くびき駅で解散します。途中の十日町駅では日本酒の紹介が行われるほか、まつだい駅では当日だけの「夢のマニアージュ料理」が提供されます。坂口記念館では「純米大吟醸 繋ぐ」の限定酒も楽しめます。

 車両は、テーブル、トイレが備えられているえちごトキめき鉄道のイベント用車両「3市の花号」(ET122形ディーゼルカー)が使われる予定です。

 申し込みは電子メールや電話で受付中。北越急行は「思いがけない日本酒と食のおいしい出逢いをぜひ、ご堪能ください」としています。

【了】

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コメント

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3件のコメント

  1. 結果的にそうならざるをえなくなったとはいえ、これだけ大事なイベントを自社車両で祝えないとは、なんか残念な鉄道会社。

    • 逆に将来の列車運行サービスの為の実績作りにしているように見える。自社車両も実際もう20年以上経過し、ずっと過酷な運用を続けてきたし。

    • そうだね。何か思わせぶりな施策だね。