思わず降りたくなる!? JRローカル線の駅舎風景、全国12選
「青春18きっぷ」のポスターに登場 駅から見えるのは海と空と水平線だけ
●大畠駅(山陽本線) 山口県柳井市
下りホームに降り立つと瀬戸内海に浮かぶ島々が間近に迫り、目の前をたくさんの船が行き交う。駅とその対岸にある屋代島(周防大島)との間の大畠瀬戸の渦潮は「日本三大潮流」の一つとされる。
●越中国分駅(氷見線) 富山県高岡市
水色をした木造の小さな待合室があるホームの先に、日本海の青い海原が見える。この線路の先は、立山連峰を望む雄大な雨晴(あまはらし)海岸へと続く海岸線が迫り、ホームの端からは男岩を見ることができる。
●下灘駅(予讃線) 愛媛県伊予市
「青春18きっぷ」のポスターにも登場している、伊予灘の美しい大海原を望む屋根付きベンチがホーム上にたたずむ。高台に位置する駅から見えるのは、海と空と水平線だけ。夕日の絶景スポットとしても名高い。
●大隅横川駅(肥薩線) 鹿児島県霧島市
同じ肥薩線の嘉例川(かれいがわ)駅と並んで現役最古級の木造駅舎が出迎える。下見板張りに白壁の外観、木製ベンチや木枠の窓ガラスなど、1903年の開業当時の雰囲気そのままで、時空を旅して来たような気分が味わえる。
●福島高松駅(日南線) 宮崎県串間市
日南線の終点・志布志駅の二つ手前、緑の草木に囲まれたホームと木造駅舎が青空に映える。降り立って見えるカナリーヤシ(フェニックス)が南国ムードを盛り立てる。「秘境駅」に数えられることもある。
・旅行読売(Fujisan.co.jp)
http://www.fujisan.co.jp/product/2782/ap-norimono
【了】
下灘駅の表現はいつも言い過ぎだと思う。実際には下を道路が通ってそこそこ交通量もある。車窓としては素晴らしいけど、何時間も次の列車を待って降りる駅ではないと思うが…