JR九州のゴールデンスイーツトレイン「或る列車」長崎コース、大村線の車窓も楽しい(写真40枚)
豪華寝台列車「ななつ星in九州」に匹敵する車内で、九州の味を堪能できるスイーツ列車「或る列車」。その魅力を、実際に「長崎コース」へ乗車して体験してきました。この「長崎コース」、大村線の車窓もポイントです。
「あの豪華寝台列車」に匹敵する車内で
ゴールドに輝く車体が、長崎駅のホームへ到着しました。JR九州が誇る「豪華スイーツ列車」で、その名は「或る列車」です。
この「或る列車」は「大分コース」(大分~日田)と「長崎コース」(長崎~佐世保)の運行が基本で、2018年3月末までは土日を中心に「長崎コース」が1日1往復、運行されます。
今回、その「長崎コース」の列車に長崎駅から乗り込むと、車内は豪華絢爛。細かい装飾に目が行きます。豪華寝台列車「ななつ星in九州」も手がけた工業デザイナー 水戸岡鋭治さんによる車両で、「或る列車」はその「ななつ星」に匹敵する内装が特徴のひとつです。
発車すると、まずドリンクと軽食です。
●ドリンク(フリードリンク)
スパークリングワイン(宮崎)、白ワイン(熊本)、赤ワイン(宮崎)、コーヒー(東京)、紅茶(福岡)、緑茶(長崎)、日向夏ジュース(宮崎)、完熟清見ジュース(佐賀)、ミネラルウォーター(大分)、炭酸水(大分)
●軽食「感謝」 NARISAWA“bento”
熊本県 和栗と長崎県 宮崎県 茸の炊き込みごはん
熊本県 車えびと大分県 白身魚の甘酢漬け
九州産牛肉のしゃぶしゃぶ仕立て クルミとゴマソース
大分県 おおいた冠地どりのクリームスープ
「或る列車」では、軽食とスイーツ4品が提供されます。食材はほぼ九州産で、東京・南青山のレストラン「NARISAWA」成澤由浩オーナーシェフが監修。内容が毎月変わるため、旬の味を楽しめるのも特徴で、リピーターも少なくないといいます。なお、本記事におけるメニューなどの内容は2017年10月のものです。
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