「民泊」でマイル・クーポンを付与! ANAとPeach、Airbnb Japanと提携

「追体験」型に変化する旅行概念

 ANAの志岐隆史代表取締役副社長はまた、同社が2013年9月からスタートしている、日本各地の魅力を発信するプロジェクト「Tastes of JAPAN」の「メニューの中にも盛り込んでいけたら」と期待を寄せています。なお今回の契約締結を通して、Airbnb Japanについて「創業の心を貫いている一貫性のある企業で、(サービスは)多様性の塊」との評価を示しました。

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自社の利用者データについて説明する、Peachの井上慎一代表取締役CEO(2017年11月6日、乗りものニュース編集部撮影)。

 Peachの井上慎一代表取締役CEOは「当社のご利用客のほとんどは、ビジネスマンではなく個人のお客さま。そのうち95%はウェブサイトから予約をしており、客層は女性が53%。若い方も多いです」とし、ANAとセグメント(顧客層)が被っていないことを強調。そのような状況に対して今後、さまざまな宿泊を提案していくといいます。

 また、インスタグラムで人気のインフルエンサーの影響力について言及。「最近は、旅行概念が(インフルエンサーの)『追体験』型に変わってきている。これからの旅行スタイルはB2C(企業対個人)ではなく、C2C。100人いたら100通りの楽しみ方があります」と話しました。

 続けて、海外の裕福なインバウンドが同社をよく利用しているとし、「彼らは多様性がある宿泊のパターンを望んでいる。彼らが何を望んでいるかを把握しなければいけません」と今後のサービスについて積極的な姿勢を示しました。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. Airbnbなんて登録するのに審査なんてしていないだろ
    民泊禁止場所や行政に登録していない部屋が多くある
    こんな無法サイトと大手が提携する理由がわからない