「海で働く船 船内見学会」開催 浚渫兼油回収船など、普段見られない船が大集合
名古屋港ガーデンふ頭で「海で働く船 船内見学会」が開催されます。一般人がこれまで目にする機会のなかった船を見られます。
事前申込み不要、参加費も無料
国土交通省 中部地方整備局 名古屋港湾事務所が2017年11月24日(金)と25日(土)、名古屋港ガーデンふ頭(名古屋市港区)で「海で働く船 船内見学会」を開催します。
全国浚渫(しゅんせつ)業協会東海支部との共催。両日とも午前10時から14時までの開催で、名古屋港湾事務所所属の浚渫兼油回収船「清龍丸」とバージアンローダー船「P-8160 良成丸」、空気圧送船「KR3000」の船内を見ることができます。事前申込み不要で、参加費も無料です。
各事務所によると、名古屋港は遠浅の港で、海底を深く掘る「浚渫」や、その土砂を使った「埋立」などの港湾整備により発展してきましたが、近年の船舶大型化に対応するため、さらなる整備が不可欠とのこと。しかし、これらの港湾整備は人々の生活の場から遠く離れた場所で行われているため、一般人の目にする機会が限られていました。
11月21日(火)から26 日(日)までは、名古屋海洋博物館(名古屋港ポートビル内)で「海で働く船」特集として、作業船模型、パネル展示の開催も予定しています。
名古屋港湾事務所は「普段見ることが出来ない作業船の船内を見学することができますので、ぜひお越しください」としています。
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ちなみに清龍丸はもともとロシアタンカーのナホトカ事故を教訓とした油回収船が本来任務で、平時の活用法として浚渫能力を付加したそうです。