トヨタ、LAショーに「FT-AC」を出展 ガッツリとアウトドアな小型SUVコンセプト(写真24枚)

トヨタは12月1日(現地時間)より開幕する「LAオートショー」に、小型SUVコンセプト「FT-AC」を出展します。トヨタSUVの伝統を踏襲した力強く大胆なデザインといいます。

全身がアウトドアツール

 トヨタは2017年11月30日(木)、小型SUVのコンセプトカー「FT-AC(Future Toyota Adventure Concept)」を、現地時間12月1日(金)より一般公開される「ロサンゼルスオートショー」に出展すると発表しました。「ランドクルーザー」などを踏襲した力強く大胆なデザインとSUVならではの悪路走破性に加えて、取り外し可能なフォグランプやサイドミラー付属のカメラのほか、撮影映像をクラウドにアップロードする車載Wi-Fiなどを装備することで、「アウトドアをいっそう楽しくするようなクルマを目指した」といいます。

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「未来のトヨタの冒険コンセプト」を意味する「FT-AC」(画像:トヨタ)。

●「FC-AT」のポイント
・トヨタSUVの伝統を踏襲した力強く大胆なデザイン
 拡幅したフロントグリルと側面まで回り込んだLEDヘッドライトが特長となるフロントスタイリングのほか、ロングホイールベースとワイドフェンダーに20インチホイールを装着し、SUVらしい力強く大胆なスタイリングを強調。

 また、最低地上高の高さに加え、フロントとリヤにアンダーガードを装備することで、多彩な「冒険」を可能にする悪路走破性を表現。ボディカラーには、鮮やかなグリーンとグレーの2色のコントラストを出すことで、アウトドアにおけるアクティブさを表現している。

・多彩なアウトドア向け装備
 アウトドアに必要なアイテムを搭載するルーフラックには、モバイル端末で調光可能なLEDライトを装着。ライトは、夜間や悪天候時の走行をサポートするだけではなく、サイドミラー付属の赤外線カメラのフラッシュとしても使用可能。また、マウンテンバイク搭載用に、格納可能なラックをリヤに装備。フォグランプは取り外し可能とし、懐中電灯やマウンテンバイク用ライトとしても活用できる。

 サイドミラーには取り外し可能な小型カメラを装着し、悪路走行の記録などに活用可能。撮影データは、車載Wi-Fiからクラウド上のストレージに自動でアップロードし、スマートフォンなどのモバイル端末からリアルタイムでの写真・動画の編集やSNSへの投稿を可能としている。また、車両の位置情報を発信することで、「FT-AC」をベースキャンプとした周辺探索を安心して楽しめるようにする。

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サイドミラーの取り外し可能な小型カメラ(画像:トヨタ)。

・SUVらしい力強い走行性能
 コンセプトとしては、パワートレーンにガソリンエンジンを想定。ドライブトレーンには、左右後輪に駆動トルクを適切に配分するトルクベクトル式4WDシステムを設定し、最適なトラクションコントロールにより路面に応じたセッティング切替機能やデファレンシャルロック機能を可能とする。これにより四輪の最適なグリップ制御を行い、優れた操縦安定性とダイナミックな走行性能を実現する。さらに、低燃費と4WDシステムの走破性を両立した次世代ハイブリッドパワートレーンの搭載も想定している。

※ ※ ※

 Toyota Motor North Americaのグループ・バイスプレジデントでトヨタブランド担当のジャック・ホリスさんは「FT-AC」について、休日のアウトドアを楽しむお客様にふさわしいクルマとし、「『FT-AC』は、ともに出かけるあらゆる道やアクティビティにおいて、新たな楽しさを見つけ、会話を盛り上げることにひと役買ってくれるだろう」としています。

【了】

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1件のコメント

  1. TOYOTAが心配です。日本家電の二の舞いになりそう・・・