飛行機の電動化、その現状とは エアバス、ボーイングほか、各社の動静と今後

クルマでは一般的となったハイブリッド技術ですが、2017年12月現在、航空機の分野でも浸透しようとしています。各社が目指すハイブリッド電気飛行機とは、どのようなものなのでしょうか?

ライバル社の動向は…?

 シーメンスはすでに電気飛行機を実用化し、様々な記録を塗り替えています。2016年7月、電気モーターを搭載したエクストラ社(ドイツ)の「330LE」で、速度337.50km/hと電気飛行機の速度世界記録を樹立しました。モーター本体は50kgと軽量で、従来の産業用モーターの5倍となる260キロワットの出力を可能としています。そして「330LE」はグライダーの牽引なども行い、そのパフォーマンスを発揮しています。

 このように電気飛行機で実績のあるシーメンスが計画に参加していることで、エアバスのハイブリッド飛行機もより実現に近づいていると言えるでしょう。

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シーメンス製の電気モーターを搭載した「330LE」(画像:シーメンス)。

 エアバスのライバルであるボーイングは、アメリカのLCC、ジェットブルー・エアウェイズと共同出資して、2013年に航空機メーカー「ズーナムエアロ」を設立しました。2017年10月、ズーナムエアロ社が発表したところによると、2022年からハイブリッド小型電気飛行機の納入を開始するとのことです。その機体は座席数10~50席、重量5.6t(バッテリー重量1.1tを含む)、最大出力は1メガワット、巡航速度550km/h、航続距離1000kmを目指すといいます。

 ハイブリッド化を実現する事により従来の運航コストよりも安価となるため、アメリカ国内にある多くの地方空港を活用し、リージョナル路線を充実させ地方経済の活性化につながると期待されています。

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コメント

3件のコメント

  1. ダイソン「羽根の無い扇風機」みたいにエンジンポッドの無いジェット機も電気推進なら加納なんじゃないかな、と思う。

    • 昔の空想小説の挿し絵みたいに翼から直接噴射?無理がないか?

    • あれは羽が見えないだけで本体部分に隠れて入ってるんですよ。

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