温泉地の売り「旅館」でいいのか? 活性化狙うANA総研、その手段は「歩」&「食」(写真33枚)
「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」へ参加してみた
「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」は、2017年5月に本格的スタート。大分県別府市で11月18日(土)に開催されたものは、その11回目で、約260名が参加しました。
まず、別府市街地にある別府公園で開会式を行ったのち、バスで明礬湯の里へ移動。そこをスタートに、以下の流れでゴールまで進みます。ポイント名のうしろは、そこで楽しめる地元の「食」です。
明礬湯の里【スタート】:湯けむりサイダー、温泉蒸したまご。
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岡本屋売店:地獄蒸したまごサンドイッチ。
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鉄輪地獄地帯公園:別府ざぼんサイダー、ざぼんのお酒、かぼすハイボール、ざぼん漬
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海地獄:地獄蒸し焼きプリン(海地獄入場券付き)。
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大谷公園:地獄蒸し野菜セット、日本酒。
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冨士屋 Gallery 一也百:温泉コンフィチュールのカナッペ。
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大黒屋:地獄蒸し手羽先。
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蒸士茶楼:汽鍋(チーコー。温泉の蒸気を使って作るスープ)、低温ドライフルーツ。
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大谷公園【ゴール】:地獄蒸し白米、角煮椎茸、酒類。
ルートは標高の高いところから降りていく5.5km程度のもので、スタートの明礬湯の里を11時ごろ出発し、チェックポイントに立ち寄りながら、ゴールの大谷公園には14時ごろ到着。「次はここに行く」と行程が決まっており、そのまま“おまかせ”で進んでいけば温泉地とその景色、味覚を自動的に楽しめる「コンテンツ」が用意された形です。
ANA総研の小川正人会長によると、「食べる」ところなどが受けているといい、参加者の女性比率が高い、年齢がばらけている、雨でもキャンセルが少ないといった特徴があるとのこと。また違ったその温泉地の魅力をアピールできるのではと、自治体からの「やりたい」という声も多いといいます。
「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」は2018年も3月4日(日)の「千葉・いすみ」から、日本各地で開催される予定です。
【了】
Writer: 恵 知仁(乗りものライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
何かよく分からない記事でした。そもそもコンテンツなんてカタカナ語を使うあたりから焦点がぼやけているのでは?日本語で説明できないんでしょうか。欧米でもどこでも宿泊施設の大多数は、食べて寝て、起きてチェックアウトしたら終わり、さよなら、じゃないんでしょうか。加えて温泉という売りがあることで温泉宿が選ばれている利点があるのに加えて、さらに何を目指したいのか、この記事では伝わってきませんでした。
「旅館やホテルをチェックアウトした後は『大きくて重たい荷物を抱え(転がし)ながら』ウォーキングをして楽しんで下さい」って何?チェックイン開始の時間を大幅(午前中)に早めて宿泊施設に荷物を預けてから散策する事が出来る体制にする事が先じゃないのか?
チェックアウトした後はその地から離れてしまうのは当たり前なのは誰でも分かるのにANA総合研究所の感覚のズレはどうした事か。
地獄蒸しプリンが逆光のせいでキラキラルが抜けて見える
ガストロ・・・魚の名前、とは関係ないのか