雪の日のモノレール、どう走る? モノレールの方式によっても異なる除雪事情とは
懸垂式モノレールの雪対策は?
ところでモノレールには、走行桁(一般的な鉄道のレールに相当)に車両が乗っている「跨座(こざ)式」と、走行桁に車両がぶら下がっている「懸垂(けんすい)式」の、大きく2種類があります。
東京モノレールは跨座式ですが、これと異なる懸垂式の場合、積雪対策はどのようにしているのでしょうか。懸垂式を採用している湘南モノレール(神奈川県鎌倉市)に聞きました。
――湘南モノレールでは、どのように除雪をしているのでしょうか?
湘南モノレールは、基本的には除雪を要しません。比較的雪に強いといえます。
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懸垂式の場合、懸架部分が走行桁の下部でかつ内側にあるため、見た目そのまま、除雪の必要はなく雪に強いとのことです。
ただ、いくら雪に強い湘南モノレールとはいえ、帰宅時間が集中してしまった場合には、収容人数に限りがあるため、遅延が生じることもあるといいます。また足元が悪いと昇降に時間がかかってしまうため、どうしても通常の時刻どおりに運行できないこともあるそうです。
【了】
今はどうだか知らないけど、10年ほど前の北九州モノレールでは、先頭車の一部にブラシが取り付けられてたな。
常時必要なほどいろんな何かが積もるのか?と思った。