「安全が全て」 ANAグループ入社式で片野坂CEOが新入社員に訓示
ANAグループの合同入社式が開催されました。冒頭、片野坂真哉CEOが挨拶。安全への理念を訓示するとともに、グループの結集と未来へのチャレンジを呼びかけ、新入社員を激励しました。
「安全こそが使命」と胸に刻む
ANAグループが2018年4月1日(日)、羽田空港の格納庫でグループ合同の入社式を行いました。
入社式の行われた格納庫は、スーツに身を包んだグループ36社2649人の新入社員で埋め尽くされました。
2020年東京五輪の特別塗装が施されたANAの機体を背に、ANAホールディングスの片野坂真哉CEOが登壇。冒頭、「みなさんの胸に刻んでほしいこと」としてANAが過去に起こした事故・事件について言及。その上で、「航空機の性能が進化して安全性が大きく高まっていますが、今日までの安全が明日の安全を保証するものではありません。安全にゴールはありません。機内食や個人情報含めて、ANAグループは安全が全てです」とグループの理念を訓示しました。
また、目標とする成長戦略の実現に向け、グループの結集とチャレンジを呼びかけ、「未来はひとりでは創れない。しかし、未来に向かって動くことはひとりでもできます」と激励しました。
そして新入社員を代表し、平昌五輪ショートトラック日本代表の神長汐音さんが挨拶。「安全こそが使命であると胸に刻みました。世界のリーディングカンパニーを目指し、私たちが新しい風を吹き込めるよう頑張ります」と抱負を語りました。
新入社員でANAグローバルスタッフ職の伊井 武さんは、入社式に臨んだ感想を「これだけ多くの同期がいると知り、その一員として働けることを楽しみに思いました」と語りました。これからチャレンジしたいことについて、ANAエキスパートスタッフ職の森本 健さんは、自身が耳に障害を持つことから「障害者の方々が安心してANAに乗れるような環境を作って行きたいです」と話しています。
また、ANAの飛行機に乗って行ってみたい地について新入社員の代表者に聞くと、「新しく導入されるA380でハワイに行ってみたいです」「福岡出身なので、福岡に乗務してみたいです」「できるだけ国内のいろいろな地に行ってみたいです」と、それぞれ笑顔で夢を語っていました。
【了】
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