駐車場の精算機にクルマをうまく寄せる方法 降りずに済む「窓から手が届く」位置へ

うまく寄せるコツは? 駐車場も進化

――上手に幅寄せするコツはあるのでしょうか?

 まず、事前に把握すべきこととして、内輪差や外輪差、タイヤの位置、車幅感覚などを理解する必要があります。そして、寄せる際のコツとしては、早くハンドルを切らず、なるべく直角に曲がるようにすること、そして低速で運転することでしょう。

 ただ、発券機や精算機に手が届かない場合は、無理をせず、クルマからいったん降りて精算したほうが確実です。

※ ※ ※

 このように、発券機や精算機への幅寄せに苦手意識を持つ人は少なくないようですが、これに対し、駐車場も進化しているようです。

 たとえば、出口ゲートではなく場内で事前に精算し、クルマを出口まで進めると、カメラなどで清算済み車両であることを認識してゲートが自動で開く駐車場もあります。パーク24によると、このようなシステムは「幅寄せが苦手な方の出庫をスムーズにすることも目的のひとつ」とのこと。幅寄せに失敗したり、お金や駐車券の用意に手間取ったりすることで発生する「出庫渋滞」の緩和を目指して導入しているといいます。

 また、駐車場を設計する際にも、「できるだけ曲がらないようにする」「直線距離を伸ばす」といったことに考慮し、出入口や精算機の場所なども工夫しているそうです。パーク24は、「どなたにもご利用いただきやすいレイアウトになるよう努めています」と話します。

【了】

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コメント

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7件のコメント

  1. 寄せる事よりも
    セダン以上の車高寄に成っている事が多くなってる気がする
    場合によってはパネルやインターフェースが高すぎて届かない機種?設置場所もある。
    上下するようにして欲しい。

  2. まあETCが当たり前の時代に隠れて指摘されにくいのが現金通行の場合の発券機の車高センサーの認識度と配慮が最悪なこと
    つまりは運転席の位置ではなく車両の全高位置で認識しているがゆえに高所作業車のように運転席よりはるかに高い位置に備品を装備した車やルーフデッキを装着したセダンなども運転席より一段高い発券口から発券されてみたり、結局は有料Pもこの辺りの配慮の感覚の問題なんですよ。
    精算機を設置する場所により真横に寄せにくい状況であるなら確かに一旦降りるのがよいとしても、どうもこの種の業界は摘めが甘いと言うか?支払いシステムも支払い方法によってコストを落としてみたり
    その方法が存続されてる間は何れも双方に負担をかけない徴収方を維持すべきかとは思いますがね

  3. 精算機に寄せる事も大事だが・・・薄暗い自走式屋内駐車場や地下駐車場でライト非点灯での走行は危険!対向車も駐車場内歩行者も、お互いが気付き難い。
    夕暮れ時のライト早め点灯もなかなか実行されない実情だが、併せて駐車場内でのライト点灯推奨を強く推進してもらいたい。
    一方で駐車場自動ゲートは「ナンバー読み取りの為にライト消灯にご協力を!」ってのも障害のひとつ。
    ゲート通過次第、ライト点灯すべきだよ。

    • 「薄暗い時には点灯」って、別に駐車場だけの話ではないな。一般公道での方が先でしよ。

      ただ自分は見た事ないが、駐車場自動ゲートで「ナンバー読み取りの為にライト消灯にご協力を!」ってのはなんだ? 他のクルマや場内歩行者の安全軽んじた上で、場内の事故には責任負いませんってふざけすぎ。利用者に押し付ける前に、オートアイリスの設定変更とかでなんとかなるんではないの?

  4. 免許取得しようと思ってた所だからしっかり参考にさせて貰おう

  5. 寄せ方のテクニックよりも、精算時にパーキングブレーキをかけるとか、ギアをPレンジにすることのほうが、重要ではないだろうか。
    おそらくブレーキを踏みながらだけの精算をしてる人が多いと思う。無理に精算機へ身体を伸ばしたりして誤発進の可能性もあり、まず停車操作を徹底する注意喚起が最も必要と思う。

    • 私もそう思っていました。最近よく駐車場入口付近で急発進したせいでの事故がありますが、Pにしてパーキングブレーキをかけて精算すれば、こんな事故は起こらないはず。精算機の周りに、シフトレバーを「P」に、「パーキングブレーキをかけて精算を」と明記することがまず大事だと思います。その上で屋内駐車場であれば、入ったところに「ライト点灯」と書いてもらいたい。そうすれば、かなり駐車場周辺での事故が減るはずです。